MicrosoftがAndroid端末にOfficeアプリをプリインするためSamsungやDELLなどの複数メーカーと提携

MicrosoftがリリースしているOfficeの最新バージョン「Office 2016」がモバイル端末向けには無料で提供されることが明らかになっていますが、MicrosoftはさらにOfficeをより多くのユーザーに使用してもらうべく、Android端末を製造するSamsungやDellなどの複数メーカーと提携し、各社が製造するAndroid端末にOfficeアプリをプリインストールすることを明かしました。

Microsoft expands partnerships with leading device manufacturers - The Official Microsoft Blog
http://blogs.microsoft.com/blog/2015/03/23/microsoft-expands-partnerships-with-leading-device-manufacturers/

Microsoft teams up with Samsung, Dell and others to pre-install Office on Android devices
http://www.neowin.net/news/microsoft-teams-up-with-samsung-dell-and-others-to-pre-install-office-on-android-devices

Microsoftの発表によれば、Samsungが2015年3月に発表した最新鋭フラッグシップ端末の「Galaxy S6」と「Galaxy S6 edge」の2機種にはOneNote、OneDrive、SkypeといったMicrosoft製アプリがプリインストールされ、Samsungが2015年にリリースするAndroidタブレットのいくつかでは、Word・Excel・PowerPoint・OneNote・OneDrive・SkypeといったMicrosoft製のアプリをプリインストールして出荷することが明らかになっています。

さらに、MicrosoftはSamsung以外のハードウェア製造メーカー10社ともパートナーシップを提携しており、これも各社のAndroid端末にOfficeアプリをプリインストールして出荷するための施策とのこと。Microsoftが提携したメーカーはSamsungを含む以下の11社。

・Samsung(韓国)
・Dell(アメリカ)
・TrekStor(ドイツ)
・JP Sa Couto(ポルトガル)
・Datamatic(イタリア)
・DEXP(ロシア)
・Hipstreet(カナダ)
・QMobile(パキスタン)
・TECNO(アフリカ)
・Casper(トルコ)
・Pegatron(中国)

Samsung以外の端末についても、プリインストールされるアプリはWord・Excel・PowerPoint・OneNoteが中心で、一部の端末にはこれらに加えてOneDriveとSkypeも追加されることとなる見込みです。