Xbox Oneのアップデートで可能になった「スクリーンショット」「透過メニュー」などを試してみました

日本時間の3月10日に提供が開始されたXbox Oneの最新システムアップデートでは、ゲームプレイ中画面のスクリーンショット撮影や、メニュー表示の透過設定、そしてスクリーンショット画像の背景設定などができるようになりました。特に画面キャプチャは従来から待ち望んでいたユーザーも多かった機能だったので、どのように活用することができるのか実際に試してみました。

Xbox One March System Update: Party Chat Improvements, Screenshots and More Now Available - Xbox Live's Major Nelson
http://majornelson.com/2015/03/09/xbox-one-march-system-update-party-chat-improvements-screenshots-now-available/

Screenshots and transparent tiles come to the Xbox One with the March update
http://www.neowin.net/news/screenshots-and-transparent-tiles-come-to-the-xbox-one-with-the-march-update

新しい機能を利用するためにはシステムのアップデートが必要。本体設定の「システム」→「本体をアップデート」と進めばOK。状況にもよりますが、約10分でアップデートが完了します。

画面のスクリーンショットを撮影する手順は2ステップだけ。ゲームプレイ中にコントローラー中央のXboxボタンを2回押し、「Y」ボタンを1回押すだけというもの。

Xboxボタンを押すと、画面には「Y 押してスクリーンショットを保存してください」と表示されるので、手順に迷うことはなさそうです。

キャプチャした画像は、アプリ「アップロード」の「マイ キャプチャ」フォルダに保存されます。「アップロード」アプリからは、画像にコメントしたり、Twitterへのシェア、OneDriveへの自動アップロードなどを設定することも可能です。

キャプチャすると画面いっぱいのゲーム画面が保存されるので、高画質な画像を手軽に残すことが可能になったというわけです。

また、このキャプチャ画像をメニュー画面の壁紙に設定することも可能。画像表示中に「A」ボタンを押し、「背景として設定」をクリックすると……

メニュー画面の背景に、キャプチャした画像を設定することができました。ただ、この状態だとメニューの表示に背景がほとんど隠されているという残念な状態になっています。そんな時に役立つのが、「タイルの透明度」を変える設定。

「設定」→「Xbox」から「タイルの透明度」を選択すると……

メニューの透明度を「単色」「ほぼ単色」「一部透明」「ほぼ透明」の4段階から選ぶことができるようになりました。

透明度を「ほぼ透明」に設定したのがこちらの画面。メニューの向こうに画像が透過表示されるので、お気に入りの1枚を存分に活用できる、というわけです。

上記以外にアップデートで追加された主な機能は以下のとおりとなっています。
・提案されたフレンド：いわゆる「おすすめフレンド」
・名前の公開：ネットワーク上で名前を公開する際に、実名を公開できる設定を追加。
・プライバシーとオンラインの安心設定：音声検索データの公開範囲を新たに設定可能。
・スパム通知機能：メッセージアプリで個別メッセージのスパム通知を設定可能。
・OneGuide(オーストラリア向け)：ライブテレビとXbox Oneのアプリや機能とを組み合わせることができる機能。