ハードウェア

Appleが「史上最高のMacBook」と呼ぶ新MacBookのデザインと設計理念の秘密とは?


Appleの新製品発表会「Spring forward」で12インチの新型「MacBook」が発表され、その圧倒的な薄さと軽さに加えて、ファンレスを実現したり高性能バッテリーを搭載していたりと、デザインの秀逸さが際立っています。Appleが「史上最高のMacBook」と呼ぶ新型MacBookの設計理念は、このムービーを見れば一発で理解できます。

The new MacBook - Design - YouTube


新型MacBookは「信念」の集大成。デザインを指揮したのはジョニー・アイブ


主要パーツをシンプルにすることで、可能な限りの高効率を生み出しています。


それは、これまで存在したことのないプロダクト。


さまざまな規律を調和させたもの。


フルサイズのキーボードは快適で正確なタイピングに不可欠です。


新しいMacBookではキーボードを再定義しました。


より薄く、より正確に。


一つのパーツで構成されるバタフライメカニズムを作りました。


このドーム型のパーツはステンレス製。


バランスと耐久性を実現しています。


キーにはそれぞれLEDライトを搭載。


これによってさらに視認性に優れるキーボードバックライトへと進化しています。


Retinaディスプレイこそ最良の視覚体験。


従来のMacに採用されたRetinaディスプレイをさらに改良。ガラス、ピクセルに至るまで、すべてのコンポーネントを見直しています。


より薄く、軽くなりつつも30%の省電力化を達成。


鮮やかな発色と明るさで期待通りのパフォーマンスを提供します。


マルチタッチトラックパッドに感圧式の機構を追加。


この追加によって新しい次元の操作性を実現します。


タッチセンサーはガラス表面全体に配置。


圧力センサーは指の圧力を幅広い範囲で検知可能。


軽いタップやしっかり深く押し込む操作を別々に使い分けられます。


圧力検知はこの電磁部品によって行います。触感をフィードバックするため、ディスプレイで起こることを直感的に理解できます。


バッテリーはできるかぎり長い時間もつのが理想的。


そのために新しいバッテリーを開発しました。


バッテリーの構造やセルに至るまであらゆるパーツを刷新。


何層にも重ねられたシート状のバッテリーは正確な形状で、ぴったりと本体に収められます。


このコンパクトなサイズで従来比で35%の容量アップを実現しています。


最高の性能を引き出すために極端なまでの「高密度化」に取り組みました。


部品同士が非常に高密度に配置されます。


かつてないほど高密度・極小サイズのロジックボード(マザーボード)が誕生。


そしてファンなどの駆動する部品の除去に成功、静かな操作を可能にしています。


アンテナはヒンジ部分に配置。


新開発のアルミ製ヒンジ。


金属のユニボディ構造を実現。


初のオールメタルMacBookが誕生しました。


新しいMacBookは薄くて軽いだけではありません。


アドバンストワイヤレステクノロジーにも対応。これによって真のモバイル性を実現。


さまざまな外部ポートをまとめたタイプCのUSBコネクタ。これ一つで充電、ビデオの外部出力、データ送受信に対応します。


わずか13.1mmの厚みで重さ2ポンド(約920グラム)


新しいMacBookは何も犠牲にしていないデザイン。


新しいモバイル性能のスタンダードとなる存在。


もちろん高性能のスタンダードにも。


そして「Appleがこれまでで最高と考えるMacBookをお届けします」というフレーズでフィナーレ。これまで前例のないほどこだわりまくったデザインと設計理念がよくわかります。


なお、価格や発売日などは下記の関連記事でわかります。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
「920グラムという数値以上に軽さが際立つ」など新「MacBook」の第一印象レポートが続々と登場 - GIGAZINE

超絶コンパクトな新型12インチ「MacBook」のスペックや価格の詳細が判明 - GIGAZINE

Appleが超軽量薄型「MacBook」を発表、12インチで新色ゴールドが追加 - GIGAZINE

MacBook AirにBroadwellが搭載&MacBook Proに新しい13インチモデルが登場 - GIGAZINE

Appleが「Apple Watch」の価格・発売日などを発表したイベント「Spring forward」まとめ - GIGAZINE

in ハードウェア,   サイエンス,   デザイン, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.