パナソニックがFirefox OS搭載4Kスマートテレビを2015年春にもリリース予定
スマートテレビ向けのオープンプラットフォームとして「Firefox OS」の開発・推進に向けてMozillaとパートナーシップを締結したパナソニックが、Firefox OS搭載の次世代4Kスマートテレビを2015年春頃にもリリース予定であることを明らかにしました。
Panasonic will release Firefox OS TVs later this spring | The Verge
http://www.theverge.com/2015/1/5/7494887/panasonic-will-release-firefox-os-tvs-later-this-spring-ces-2015
Firefox OS spreads from phones to TVs | Ars Technica
http://arstechnica.com/gadgets/2015/01/firefox-os-spreads-from-phones-to-tvs/
全米家電協会(CEA:Consumer Electronics Association)がアメリカのラスベガスで開催中の、家電・情報・通信・エレクトロニクスに関する総合展示会「CES 2015」で、パナソニックがプレスカンファレンスを開催しました。そのプレスカンファレンスにおいて、パナソニックは2014年にパートナーシップをした締結したMozillaのFirefox OSを搭載したスマートテレビの登場が、2015年春頃になることを正式に発表。
リリースが予定されているFirefox OS搭載スマートテレビは、HTML5やWeb技術を利用して現在流通しているスマートテレビよりもオープンなモノになるとのことです。具体的には、ユーザーがインターネット・テレビ放送だけでなくスマートフォンやタブレット端末などの他デバイスから映像コンテンツやサービスを、それぞれの利用シーンに合わせて楽しめるようになります。
また、オープンプラットフォームのFirefox OSを搭載することで、アプリケーション開発者が従来にはなかったアプリケーションやサービスを自由に開発することが可能。さらにはWeb APIを使うことで、スマートテレビから家電やスマートフォン、スマートウォッチなどの操作をできるようになります。
プレスカンファレンスで公開されたスマートテレビのUIはこんな感じで、フラットデザインがベースになっています。
なお、パナソニックのFirefox OS搭載スマートテレビは2015年春頃に登場する予定ですが、値段は記事執筆現在のところ明らかにされていません。
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