30秒ごとに自動撮影して日常を記録する「Narrative Clip」が高画質・高機能になって登場
指先でつまめる程の小型カメラでありながらシャツなどに装着すると800万画素の写真を30秒ごとに自動で撮影し、カメラ本体を構えることなく日常を記録してくれるライフログカメラが「Narrative Clip 2」です。すでに発売されている「Narrative Clip」より画角が広くなり、画像や機能もパワーアップしたものとなっています。
Narrative Clip 2 - The world's most wearable camera
http://getnarrative.com/
Introducing the Narrative Clip 2 - Narrative Blog
http://blog.getnarrative.com/2015/01/introducing-narrative-clip-2/
新しくなったNarrative Clip 2がこれまでとどう違うのかは以下のムービーから確認可能です。
Introducing Narrative Clip 2 on Vimeo
初めて自転車に乗れるようになった時など、記念すべき瞬間や……
何度でも思い出したいコンサート
「目に焼き付けたい」という瞬間にカメラを取り出し構えてしまうと、その場での実感が薄れてしまうこともしばしば。Narrative Clip 2はカメラを構えることなく、自動的にシャッターを切ることで日々のイベントを記録してくれるので、その場にいる実感が損なわれてしまうことはありません。
自転車を運転する男性は……
シャツにNarrative Clip 2をつけています。一度の充電で30時間ほど稼働するので、自転車乗りのための防犯カメラとしても使えそうです。
Narrative Clip自体は既に発売されていますが、今回はいくつかの点を改善した新しいバージョンが発表されました。
まず、以前のNarrative Clipは500万画素で画角が68度でしたが、Narrative Clip 2は800万画素で画角が86度になりました。いずれも撮影は30秒間隔で行われます。
また以前のモデルはPCに接続するとファイルがNarrative Cloudにアップロードされる仕組みでしたが、新しいNarrative Clipは充電中であればWi-Fiで自動的にアップロードされるようになりました。もちろんGPS搭載なので、いつ・どこで撮影したのかも写真に記録されます。
装着はクリップ式だったため、クリップが外れて本体を紛失してしまうユーザーが後を絶ちませんでしたが、Narrative Clip 2では三脚・カバン・ペット・帽子という4つのパターンに対応したパーツを用意し、シチュエーションに合わせて付け替えができるようにしました。
本体を前面から見るとこんな感じです。
アプリはiOS、Androidだけでなくデスクトップ用のものも開発されたので、自分の環境に合わせた方法で写真を見たり評価したりシェアしたりできます。
色はブラックの他にグレーやレッドがある様子。
価格は199ドル(約2万4000円)。2015年中に発売が行われる予定で、ここからメールアドレスを登録しておくと最新情報が得られるようになります。なお、従来のモデルは149ドル(約1万8000円)でここから購入可能です。
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