ワイモバイルのLTE対応タブレット「MediaPad M1 8.0」と車載用Wi-Fiルーター端末を一足先にさわってきたよレポ
ワイモバイルは2014年11月13日に新製品発表会を開催し、Google謹製スマートフォンのNexus 6と一緒に、8インチ液晶を搭載したタブレットの「MediaPad M1 8.0(以下「MediaPad」)」を12月4日(木)に発売することを発表しました。発表会ではそんなMediaPadと、2015年にも発売予定という車載専用Wi-Fiルーターの「Car Wi-Fi Device(仮称)」を手に取ることができたので、あれこれとさわってみることにしました。
高速データ通信LTE対応タブレット「MediaPad M1 8.0 403HW」を12月4日に発売 ~スマホとのセットでお得に利用できるシェアプランの利用が可能~|2014年|プレスリリース|ワイモバイル株式会社
http://www.ymobile.jp/corporate/press/2014/1113_04.html
◆MediaPad M1 8.0フォトレビュー
MediaPadのタッチアンドトライブースに到着。
「MediaPad M1 8.0」は、約8インチ・1280×800ピクセル(WXGA)のIPS液晶ディスプレイを搭載したタブレット端末でファーウェイ製。1.6GHzクアッドコア、1GBメモリを搭載し、バッテリー容量は4800mAhとなっています。
縦に持つとこんな感じ。サイズは縦21.4センチ×横12センチ×厚さ0.79センチで重さは340g。
縦持ちの場合の底面にはMicro-USB端子とマイク。
左側面には特に何もありません。
天面にはイヤホンジャックとマイク。マイクが2つ搭載されていることからもわかるように、MediaPadを横に持って撮影する際のステレオマイクとして使うことができます。
右側面には音量ボタンと電源ボタン。
高品質サウンドがウリのMediaPad M1 8.0はディスプレイ横のベゼル部分にデュアルスピーカーが搭載され、映画やムービーの再生時にピッタリな配置となっています。
裏面はこんな感じ。下の部分にはカバーがあり……
ぱかっ
カバーの中には、SIMカードやMicroSDカードのスロットが収められていました。
ブラウザアプリ「Yahoo!ブラウザ」でGIGAZINEのトップページを開くとこんな感じ。
そして横画面で開いてみました。どちらもブラウジングには全く問題なさそう。
MediaPadには独自開発されたUIが搭載されているのもポイントの一つ。アプリが一覧表示されるドロワー画面とホーム画面との切り替え機能が省略され、iOSの画面に近い表示形式が採用されています。これは、ユーザーへのリサーチで判明した「画面が切り替わるとわかりづらい」という声が反映されたものだそうです。
ワイモバイル端末らしく、「Yahoo!カーナビ」アプリがプリインストールされていました。
MediaPadは、親回線として契約しているワイモバイルのスマートフォンとパケット容量を分け合える「シェアプラン」での利用が可能。親回線が「スマホプランM」「スマホプランL」の場合だと割引が適用され、さらにリーズナブルな料金でスマートフォンと本製品を利用できるようになっています。
「MediaPad M1 8.0」の主な仕様は以下のとおりとなっていました。
ディスプレイ:約8.0インチ1280×800(WXGA) IPS液晶
メインカメラ:約500万画素/CMOS
サブカメラ:約100万画素/CMOS
内蔵メモリー:ROM 8GB、RAM 1GB
CPU:1.6GHz クアッドコア/Kirin910
電池容量:4800mAh
Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)/a(5GHz)
Bluetooth:Ver.4.0
プラットフォーム:Android 4.4
◆2015年発売予定の車載Wi-Fiルーター「Car Wi-Fi Device」
MediaPadの近くには、自動車のシガーソケットに挿すだけでWi-Fiスポットになるという「Car Wi-Fi Device」が参考出品されていました。
こちらもファーウェイが製造を担当。
一般的に市販されている車載用USB充電ポートに見えますが、これはれっきとしたWi-Fiルーター。SIMカードスロットを備えており、シガーソケットに挿すことで車内をインターネット空間に変えるデバイスとなっています。
本体上部のUSBポートから電源を取ることもできるようになっています。
底部のゴムキャップを外すと、SIMカードスロットや本体のリセットスイッチが姿を現しました。
こんなふうにタブレット端末を車に持ち込んでナビ代わりに使ったり、ドライブ中に映画を楽しむことが簡単にできる、というわけです。
このデバイスを使うメリットは、バッテリー残量を気にしながらWi-Fiルーターを使う必要がなくなるという点にあるとのこと。現在市販されているWi-Fiルーターだと電源に接続する必要がありますが、このデバイスはシガーソケットから電力を供給することが可能なので、自動車が動いている限り電源を気にすることから解放される、ということでした。
このデバイスは2015年の発売に向けて調整中とのこと。ヨーロッパでは一足先に2014年度中に発売されるとのことなので、日本への導入もそれほど遠い未来ではなさそうです。
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