Microsoftがスマートウォッチを数週間以内にリリースする見込み
By Sudhamshu Hebbar
すでに販売中でGIGAZINEでもレビューした「LG G Watch」や、2015年初頭発売予定のApple謹製スマ-トウォッチ「Apple Watch」など、各メーカーから続々発表されまくっているスマートウォッチですが、Microsoftからも数週間以内にリリース予定であることが明らかになりました。
Microsoft Plans To Launch A Wearable Device Within Weeks
http://www.forbes.com/sites/parmyolson/2014/10/19/microsoft-wearable-smartwatch/
Forbesが得た情報によると、Microsoft製のスマートウォッチは着用者の心拍数を計測したり、他の端末と同期してさまざまな運動データを収集したりすることが可能になるそうです。また、プロジェクトに近い情報筋は、スマートウォッチのバッテリーは通常使用で2日間以上持つ、とも証言しています。
Forbesが5月にMicrosoft製のスマートウォッチについて報じた際は「Microsoftのスマートウォッチは、XboxのKinect部門で培った光学エンジニアリングの専門技術を基にして心拍数計測機能が作られ、バッテリーは最低2日持ち、iPhone・Android・Windows Phoneといったさまざまなスマートフォンとペアリングして使用可能になる」としており、まさにその通りの性能を備えたスマートウォッチが近々リリースされる、というわけ。
By Ferenc Pohly
スマートウォッチがWindows Phone以外の端末とペアリングして使用できるという点は、MicrosoftがiPad向けのOfficeサービスの提供をスタートさせている、という最近のMicrosoftのクロスプラットフォーム戦略と重なる部分です。さらに、スマートフォン市場で2.5%のシェアしか奪えていないWindows Phoneの現状を考えれば、「Microsoft製のスマートウォッチとペアリングして使用できるのはWindows Phoneのみ」といった愚かな制限をMicrosoftが設けるとは思えない、とForbesは言及しています。
Apple WatchやLG G Watch、Galaxy Gear、Moto 360などのスマートウォッチはどれも約1日の使用でバッテリーが空っぽになってしまうとのことなので、この話が本当ならMicrosoftのスマートウォッチは2倍の稼働時間を実現していることになります。AppleやGoogle以外からもウェアラブル端末は多々リリースされていますが、例えばJawboneはバッテリー持ちは良いものの、フルカラーのディスプレイは搭載されていないとのことで、スマートウォッチとしてApple WatchやAndroid Wearに見劣りせず、それでいてバッテリー持ちは他のスマートウォッチよりも抜群に良い、というのがMicrosoftのスマートウォッチのポイントとなるようです。
なお、Microsoftのスマートウォッチはホリデーシーズンに合わせてリリースされるのでは、と考えられています。
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