新iMacは5Kディスプレイで1470万ピクセル、エッジはわずか5mmの薄さ
iMac with Retina 5K displayが10月17日(金)のAppleイベントで発表されました。「可能な限り最高なディスプレイを作ること」を目指した新しい27インチiMacは標準モデルの4倍のピクセルを持ち、驚異的なディスプレイだけではなく、最大4.0GHzのクアッドコアIntel Coreプロセッサなどを搭載し、パワフルなマシンとなっています。
Apple - iMac Retina 5Kディスプレイモデル
http://www.apple.com/jp/imac-with-retina/
iMac with Retina 5K displayの詳細が分かるムービーは以下から確認可能です。
Introducing iMac with Retina 5K display - YouTube
iMac with Retina 5K display - The Evolution of Retina - YouTube
これが新しい27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル。標準の27インチiMacのディスプレイと比べて4倍の1470万ピクセルです。実際に5Kとはどういう画像なのか、ということはこのページから確認可能となっています。
高さ51.6cm、幅65.0cm、スタンドの奥行き20.3cmで、重量は9.54 kg。
裏面はこんな感じ。Wi-Fiは802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続、IEEE 802.11a/b/g/nに対応、Bluetooth 4.0ワイヤレステクノロジーも搭載しています。
エッジは5mmほどなのですが、1.4mmのディスプレイパネルだけでも23層もの構造で作り上げられているとのこと。
有機パッシベーション・高効率LEDを用いており30%少ない電力で4倍多いピクセルを動かし……
補償フィルム、タイミングコントローラ、光配向などの技術で臨場感あふれる画像を提供します。
例えば渓谷を上空から撮影したダイナミックな映像。
これを、これまで以上の美しさと臨場感で楽しめます。
5120×2880ピクセルの解像度によってさらにシャープな文字を読むことが可能。
第4世代のクアッドコア3.5GHz Intel Core i5プロセッサを標準で搭載しており、さらにパワーを求める人はクアッドコア4.0GHz Intel Core i7プロセッサを選ぶことも可能です。また最大3.5テラフロップスのグラフィックス演算能力を持つ最新の高性能AMDグラフィックスを搭載することで、なめらかなアニメーションやスピード、反応の良さを実現。なお容量は標準装備の1TBのほか、3TBにアップグレードするオプションも選べます。
Thunderbolt 2を搭載し、2倍のスループットが、それぞれのポートに最大20Gbpsの帯域幅をもたらします。外付けドライブ・カメラ・オーディオ&ビデオデバイスといった高性能な周辺機器をつなぐことができ、これまでで最も速いスピードでデータを転送できます。
メモリは8GB(4GB×2)1600MHz DDR3メモリ、SO-DIMMスロットは4つあり、オプションで16GBまたは32GBに変更可能です。
グラフィックスはAMD Radeon R9 M290Xグラフィックプロセッサ(2GB GDDR5メモリ搭載)が使われており、これはAMD Radeon R9 M295X(4GB GDDR5メモリ搭載)に変更可能となっています。
なお、価格は税別25万8800円です。
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