複数通信事業者のネットワークを使用できる「Apple SIM」が登場
2014年10月17日にAppleが開催した発表会にて、新型の「iPad Air 2」と「iPad mini 3」が発表されました。そんな新型iPad2台には「Apple SIM」という特殊なSIMカードが搭載されており、複数の通信事業者のネットワークの中から好きなものを選択して使用できるようになっています。
Apple - iPad Air 2 - Wireless
http://www.apple.com/ipad-air-2/wireless/
iPad Air 2とiPad mini 3のWi-Fi+Cellularモデルは、20種類のLTEバンドが使用可能です。これらを有効に活用するために、AppleはひとつのSIMでさまざまな通信事業者のネットワークが使えるようになる「Apple SIM」をiPad Air 2とiPad mini 3に搭載しました。
「Apple SIM」では、アメリカの通信事業者であるAT&T、Sprint、T-Mobile、それにイギリスの通信事業者EEのネットワークを、SIMカードを差し替えることなく利用可能となります。現在のところ詳細は明かされていませんが、「短期利用に便利な柔軟な選択肢」が準備されるとのことで、海外旅行時などに活躍しそうなシステムと予測されます。
なお、日本のApple公式ページには現在のところ「Apple SIM」に関する記述は表示されていません。
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