曲がったiPhone 6 Plusを真っ直ぐ平らに元通りに修復する「gTool PanelPress」
iPhone 6 Plusは大きな5.5インチディスプレイと、7.1mmというスリムな幅が特徴ですが、ポケットに入れていると曲がってしまった、という事例が発生しています。Appleは「極めてまれなケース」とコメントしており、実用レベルでは問題ないと言われていますが、もしiPhone 6 Plusが曲がってしまっとしても、真っ直ぐ平らに元通りに修復できるプロ用ツールがgToolの「PanelPress」です。
PanelPress for iPhone 5,5S, 6 & 6 Plus | gTool
http://www.gtool.com/47/panelpress%20for%20iphone%205%2c5s%2c%206%20%26%206%20plus.aspx
「PanelPress」でどのようにiPhone 6 Plusを真っ直ぐ平らに修復する手順とその結果は以下のムービーから見ることができます。
gTool PanelPress for iPhone - YouTube
ぐにゃりと曲がってしまったiPhone 6 Plus。
修復の際はディスプレイを取り外し、SIMカードトレイを挿し込んでおきます。各種モジュールは取り外されています。
そのまま背面を上側にしてPanelPressに設置。
PanelPress下側にはゴム製の可動式支点ベンドがあるので、曲がっている部分に合わせて移動させます。
次に右側のつまみを反時計方向にくるくる回して、iPhone 6 Plusの右端をしっかり固定します。
ゴムがずれていたら上下が並行になるように調節しましょう。
右端を固定したらもう一度支柱ベンドを調節。
いよいよ左端のつまみを回して歪曲を修復していきます。
目視でデバイスの曲がり具合を確認しながら、つまみを徐々に締めていきます。
デバイスの左端が真ん中の支柱ベンドより下に傾くまで締めたら、その状態でしばらく時間をおきます。
最後につまみを緩めてデバイスを取り出せば修復作業は完了。
横から見てみるとこの通り、新品のごとく真っ平らになっています。
水平な机の上に置くと、ちゃんとゆがみが矯正されていることがよくわかります。
なお、PanelPressはiPhone 6 Plusだけでなく、iPhone 5/5S/6の修復にも対応。
PanelPressはプロ向けツールとなっていますが、販売店から購入することが可能。価格は販売店によって異なりますが、アメリカのeTech Partsでは299.99ドル(約3万2000円)で販売しています。
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