「.osaka」ドメインの運営事業者がインターリンクに決定
「.moe」ドメインの販売を行っているインターリンクが、本日9月12日に地理的名称トップレベルドメイン(地域名TLD)である「.osaka」の運営事業者契約をICANNとの間で締結したことを発表しました。提供は2015年初春からの予定だとのこと。
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トップレベルドメイン(TLD)とは、GIGAZINEでいうと「gigazine.net」の「.net」の部分(末尾)のことで、古くから存在するのは「.com」「.net」「.org」の3種類。このほかには「.info」があり、これらはサブドメイン(○○.comや××.netなどドメインの前の部分)が空いていれば誰でも登録が可能。商用目的限定の「.biz」、個人・非商用限定の「.name」などとあわせて、汎用トップレベルドメイン(gTLD)と呼ばれています。
そんな中で、2012年1月から「新gTLD」の申請受付が行われ、「.nyc(ニューヨーク)」や「.belrin(ベルリン)」「.dubai(ドバイ)」など、地域名TLDが多数申請されました。地域名を申請するためには自治体からの支持が必要。「.osaka(大阪)」はGMOドメインレジストリからも申請が行われていたもので、最終的にインターリンクが運営事業者となりました。
ちなみに、GMOドメインレジストリは他に「.tokyo(東京)」「.nagoya(名古屋)」「.yokohama(横浜)」についても申請を行っています。「.nagoya」は2014年2月20日から、「.tokyo」は2014年4月7日から運営業務を開始しており、「.yokohama」も2014年8月6日から優先登録を受付中。
また、「.kyoto(京都)」は京都情報大学院大学(KGCI)が管理運営事業者に認定されており、2014年から頒布を行うべく準備中だとのこと。
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