Twitter上で数回タップするだけで買い物できる新機能がわかる解説ムービー
数人のTwitterのAndroidアプリに決済項目が出現したことで、Twitterが買い物機能を搭載するのでは?と報じられていた通り、TwitterはショッピングプラットフォームFancy、電子コンテンツ販売サイトGumroad、音楽グッズ・チケット販売サイトMusictoday、モバイル決済プラットフォームStripeとパートナー契約を結び、正式にお買い物機能を搭載することを発表しました。
Testing a way for you to make purchases on Twitter | Twitter Blogs
https://blog.twitter.com/2014/testing-a-way-for-you-to-make-purchases-on-twitter
Twitterアプリからどのように製品を購入するのかは以下のムービーを見るとよく分かります。
A new way for you to make purchases on Twitter - YouTube
ツイートで見つけた製品がほしいと思った場合、ツイート上の「Buy」ボタンをタップします。
住所や支払い情報はTwitter上に暗号化して安全に保存することができ……
あとは「Buy now」ボタンを押すだけで製品を購入できました。
注文の詳細は別途メールで送信されます。
例えばお気に入りのアーティストのTwitterを眺めている時、ツイート上でツアーTシャツが表示されていれば、わざわざウェブサイトまで行かなくても数回のタップで購入までたどり着けるようになるというわけです。
実際のイメージはこんな感じ。タイムラインに「Buy」ボタン付きのツイートが表示されており、タップするとサイズや送料などの詳細が表示されます。後は「Buy now」をタップするだけ。
Twitterの公式ブログによると、この機能は少数のアメリカ人ユーザーのiOSとAndroidアプリ限定でテスト中とのこと。また、今後はBurberry、(RED)、The Home Depotといったファッションブランドや非営利団体や小売チェーン、およびエミネム、メガデス、Panic! At The Disco、ファレル・ウィリアムス、Paramoreなど、数多くのアーティストとのテスト連携も決定しています。
また、直近のTwitterはフォロー相手以外のツイートをタイムラインに表示する機能や、お気に入りに登録したツイートをランダムでフォロワーのタイムラインに表示する機能などを追加していますが、ユーザーから良い反応を得られているとは言えません。お気に入りのランダム表示機能を追加した理由については、TwitterのCEOであるディック・コステロ氏が「タイムラインを2回リフレッシュした時、2回ともフォロワーの新ツイートがなかった場合にフォロワーのお気に入りが表示される」と、直々にツイートして弁解したり、フォントを変更したことについては「読みやすいから」ということで元のフォントに戻したりしています。
@YS @mjbiren you get favorites when you pull-to-refresh 2x and we have no new tweets from follows both times.
— dick costolo (@dickc) 2014, 8月 31
なお、新機能である「お買い物機能」が日本ではいつ頃正式リリースされるのかはまだ不明です。
・関連記事
音楽・コミック・アプリなどのデジタルコンテンツをリンク1つで顧客に直接販売できる「Gumroad」はこうやって使うよレビュー - GIGAZINE
簡単ステップでウェブサイトに決済システムを導入でき、収益が最大化するよう手助けしてくれる「Stripe」 - GIGAZINE
「あとで買う」を実現するAmazonとTwitterの連携新機能「#アマゾンポチ」使い方まとめ - GIGAZINE
iPhoneやiPadなどをクレジット決済のレジ代わりにできる「Squareリーダー」を実際に使ってみました - GIGAZINE
Amazonのワンクリック決済システムが自サイトでも使える「Login and Pay with Amazon」発表 - GIGAZINE
なぜネット決済の支払フォームはあんなに入力項目が多いのか? - GIGAZINE
・関連コンテンツ