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Windows Updateでブルースクリーン問題の一部をMicrosoftが修正、更新のやり方はこんな感じ


Microsoftが2014年8月13日に公開したWindows Updateのセキュリティ更新プログラム「MS14-045」の一部のパッチの中に、適用するとブルースクリーンが発生して異常終了したり、再起動を繰り返したりするバグが発生することが分かり、Microsoftがセキュリティ更新プログラムのアンインストールを推奨するという異常事態が発生していました。その不具合を修正した更新プログラムの配信が再開しました。

MS14-045: Description of the security update for kernel-mode drivers: August 27, 2014
https://support.microsoft.com/kb/2993651

問題となっていた更新プログラムは「2982791」「2970228」「2975719」「2975331」の4つで、今回、リリースされた修正プログラム「2993651」の修正対象は2982791です。

2993651の更新プログラムは2982791がインストールされた状態でも適用可能ですが、Microsoftは適用前に2982791をアンインストールすることを推奨しています。そこで、まずは修正パッチのインストール前に更新プログラムに「2982791」がインストールされているかどうかをチェックします。

Windows 7の場合は、スタートボタンをクリックして検索ウインドウに「wuapp」と入力して現れる「wuapp.exe」をクリック。


Windows Updateのウインドウが立ち上がるので、「インストールされた更新プログラム」をクリック。


2982791が見つかった場合は……


右クリックして「アンインストール」してPCを再起動させます。


PC再起動後、ふたたびWindows Updateの更新プログラムをチェック。


見つかった更新プログラムをクリックします。


KB2993651であることを確認したら、「OK」をクリック。


「更新プログラムのインストール」をクリックして2993651をインストールしてPCを再起動すればOK。


なお、今回の2993651によって修正されたのは2982791のみで、残りの2970228・2975719・2975331についてはいまだ修正パッチはリリースされていないので、該当する更新プログラムが残っている場合には、アンインストールしておくのが無難です。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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