アダルトサイト内での頻出検索ワードや人気ポルノ女優、閲覧時に使われる端末やブラウザの内訳などが判明

By dollen

アダルトムービーサイトの「PornHub」が、自サイトのトラフィックを解析して公開しています。公開されたデータによると、PornHubには毎日3800万人のユーザーが訪れ、その中の約半数はスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を使ってサイトを利用しているようです。

Pornhub Battle of the Browsers
http://www.pornhub.com/insights/pornhub-web-browser-comparison/

Which Browser's Users Are the Most Porn-Crazed?
http://gizmodo.com/which-browsers-users-are-the-most-porn-crazed-1585187988

まずはPornHubユーザーの内訳。PC経由が51％でスマートフォン経由が40％、タブレットを使って閲覧するユーザーは全体の9％という結果。PCとモバイル端末とがほぼ半々に分かれている、という状況のようです。

以下のグラフは、PornHubに訪れたユーザーがPC・スマートフォン・タブレットでどのブラウザを使っているのかを表したグラフ。PornHubを訪れるPCユーザーの44.4％がChromeを使用していたり、スマートフォンユーザーの中ではSafariユーザーがトップの38.2％で、次点に29.4％でAndroid専用ブラウザユーザーが多いとのこと。そして、タブレットでPornHubを閲覧するユーザーの内73％がSafariを使っているとのことで、タブレットユーザーの圧倒的なSafari支持率に驚かされます。

そして各端末・ブラウザでPornHubに訪れたユーザーが、どれくらいの数のページを回るかを表したのが以下のグラフ。どの端末・ブラウザでも平均7～9ページ程度を回って離脱するようですが、モバイル端末のInternet Explorerからアクセスするユーザーの平均訪問ページ数だけは10ページを超えており、スマートフォン市場では約3.3％のシェアを獲得しているWindows Phoneのユーザーが、他よりも多くページを回ることが分かります。

そしてこちらのグラフは端末・ブラウザ別のPornHub平均訪問時間を表したもの。サイト訪問時間は平均8分～10分程度ですが、タブレットのAmazon Silkブラウザを使っているユーザー、つまりKindle Fireユーザーの滞在時間だけは12分33秒と他端末やブラウザでの平均滞在時間よりも2分以上長いことが分かります。そして、タブレットはどのブラウザも平均滞在時間が長いので、アダルト動画の視聴に適している、ということでしょうか？

各ブラウザのユーザーがどのような検索ワードを使っているのかが以下のグラフ。検索ワードとしては「mom(母)」「massage(マッサージ)」「teen(10代の若者)」「milf(Mother I'd like to fuckの略)」「lesbian(レズビアン)」「hentai(変態)」「casting(配信)」「public(公衆の)」「teacher(教師)」「pov(point of viewの略)」「squirt(噴出)」「college(大学)」「threesome(3人で行う行為)」「japanese(日本人)」「smoking(喫煙)」「cartoon(マンガ)」「french(フランス人)」「german(ドイツ人)」「anal(肛門)」などが挙がっています。

中でも、Internet ExplorerとFirefoxユーザーは「japanese」「french」「german」と、地域色の強いワードを検索しています。世界の国別ポルノサイトトップ検索ワードによると、中国のインターネットユーザーがポルノサイトで最も検索しているワードが「japanese」だったりするので日本人ばかりが「japanese」と検索しているとは一概には言えませんが、日本人・フランス人・ドイツ人が一部のPornHubユーザーに好まれているようです。

ブラウザ別の人気ポルノ女優ランキングを表したグラフがコレ。どのブラウザでも「Lisa ann(リサ・アン)」がトップを記録しています。

ランキングのダントツトップに君臨しているリサ・アンは、1972年生まれの42歳アメリカ人女性。

By Michael Dorausch

ちなみに、「asa akira(アサ・アキラ)」という日本人っぽい名前のポルノ女優もランキングの上位にいますが、彼女のアキラという名前は大友克洋のマンガ「AKIRA」から取ったものとのこと。

By Alan

そして最後はInternet Explorerの利用内訳。数値を見てみると意外とIEのバージョン乗り換えが進んでいることが分かります。