AndroidスマホとWindowsタブレットを合体させた「Transformer Book V」など、ASUSの合体ガジェットTransformer bookシリーズ
台湾コンピュータ界の雄・ASUSは、COMPUTEX TAIPEI 2014開幕前日の2014年6月2日にプレスカンファレンスを開催し、Windowsタブレット+Androidスマホを組み合わせて5パターンのガジェットに変身する「Transformer Book V」、Mac book Airよりも薄い最厚部14.3mmのキーボードドッキング型Windowsタブレット「Transformer Book T300 Chi」を発表していましたが、COPMUTEX TAIPEI 2014のブースに当然のようにこれらの新製品を展示、多くの注目を集めています。
南港展覧館(TWTCN)の中でも一際気合いの入っているのがASUSのブース。
黒山の人だかりをかき分けると、Transformer bookシリーズ3機種が展示されていました。
まずは「Transformer Book V」。V(ファイブ)とは5パターンのガジェットに変身できることからきたネーミング。
一見ノートPCのように見えますが、ディスプレイ裏からはスマートフォンがひょっこり顔をのぞかせています。
裏から見るとこんな感じ。なお、スマートフォンにはIntel Atom 64bitクアッドコアプロセッサ・2GBのメモリ、タブレットにはIntel Coreプロセッサ・4GBのメモリ・128GBのSSDを搭載しており、単体でもパワフルな性能。
Transformer Book Vは、12.5インチタブレット端末に5インチのスマートフォンを内蔵でき、さらにキーボードドックを合体させることで、Windowsノート・Windowsタブレット・Androidスマートフォン・Androidタブレット・Androidノートの5通りのガジェットとして使い分けられます。
キーボードドックには両サイドにUSB端子あり。
キーピッチは広めでタイピングはし易そう。
もっともこの薄さなので、キーストロークは稼げなさそうです。
Windows・AndroidのデュアルブートPCがOSメーカーの圧力で発売中止になりましたが、どうやらこれがASUSの回答のようです。
続いて、薄さを強調したディスプレイがなされている「Transformer Book T300 Chi」。Chi(チー)は漢字で書くと「気」。空気(Macbook Air)より薄いというASUSのメッセージが込められていそう。
キーボードドッグは刃物のような薄さ。
タブレット部分も同じく激薄。
この薄さを実現するために、キーボードドックのドッキング部分はさらに進化しているようです。
最後は「Transformer Book Flip」。
flip(反転)の名の通り、ヒンジは360度回転可能。
完全に360度回転させればタブレットの様に使えるというわけです。
左側面にずらりとポートが集約されています。
Transformer bookシリーズは2014年第3四半期(7月から9月)の発売が予定されています。
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