「iOS 8」搭載iPadはApple初の画面分割によるマルチタスク機能導入の可能性あり


早ければ2014年6月に発表されると予想されている「iOS 8(仮称)」には、これまで正規のiOSには搭載されていなかった「画面分割によるマルチタスク機能」を搭載し、MicrosoftのSurfaceシリーズと同様の画面分割式デザインが取り入れられるという見通しであることが判明しました。

Apple plans to match Microsoft Surface with split-screen iPad multitasking in iOS 8 | 9to5Mac
http://9to5mac.com/2014/05/13/apple-plans-to-match-microsoft-surface-with-split-screen-ipad-multitasking-in-ios-8/

「画面分割によるマルチタスク機能」というのはどういう意味かというのは、以下のコンセプトムービーを見ればイメージが把握しやすくなります。

iOS 8 Concept - Split Screen Multitasking - YouTube


画面分割によるマルチタスク機能。これまでのiOSでは、アプリ単位での全画面表示となっていました。


こちらは普通にウェブサイトを表示させた状態。新機能となるマルチタスク機能は、横画面でのみ動作するものとみられています。


マルチタスク画面に切り替えるには、ホームボタンをダブルクリック。


すると従来どおりのアプリ選択画面が表示されますが、画面上部には「+」マークがデザインされた「追加ボタン(add button)」が新たに表示されています。これをタップ。


すると、マルチタスクに対応したアプリの一覧が表示。


カレンダーをタップしたら、ブラウザの横にカレンダーが並んで表示されました。


画面の分割比率を変更することも可能です。分割線をタップして左右にドラッグするだけ。


このように、画面のサイズに応じて表示内容も自動で調整されるようになっていました。


あくまでも上記ムービーはユーザーが勝手に想像したものなので、この通りの機能になるかどうかは不明ですが、今回のマルチタスク機能ではアプリを並べて同時に動作させるだけではなく、アプリ間でテキスト・ムービー・画像などをドラッグ&ドロップするだけで相互にやりとりできる機能が搭載されるとみられています。

また、Microsoftは2画面表示をサポートしていないiPadに対する優位性をSurfaceのセールスポイントとしていた経緯がありますが、今回のアップデートが実現すれば、その優位性は消滅することになりそうです。2画面表示によるマルチタスク機能はドキュメント作成などビジネスの現場ではかなり便利な機能であるため、もし実現すれば、今後はビジネスジャンルのプロフェッショナルユーザー向けにもAppleはiPadの利用をアピールしていくことになるはずです。

Multi-tasking: Surface 2 vs. iPad Air - YouTube


このほかにもiOS 8では「Healthbook」と呼ばれるヘルス&フィットネス機能の搭載や公共交通機関の乗換案内機能が純正マップに実装されることが予想されています。2014年6月2日からはデベロッパー向けのカンファレンス「WWDC 2014」が開催される予定となっており、次期iOSの詳細などが発表される見込みです。

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