京大の自由の象徴・折田先生像、2014年は「キョロちゃん」になって出現
毎年入試シーズンになると京都大学の構内には「折田先生像」が登場します。この折田先生像というのは、京都大学総合人間学部の前身である第三高等学校の初代校長・折田彦市氏の功績をたたえて設置されたものだったのですが、ある頃からこの像に対するいたずら書きがエスカレート、ついには像が撤去されるという事態にまで発展しました。しかしその後も本物の折田先生像があった場所には、毎年ハリボテの折田先生像が建てられるようになり、今やこのハリボテが入試シーズンの名物となっています。
この辺りに折田先生像は出現します。
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2月24日(月)の21時の時点ではまだ折田先生像の姿は見当たりませんでした。
25日(火)の4時過ぎにもう1度キャンパスをのぞいてみると……
!?
折田先生像を発見。今年の折田先生像はなんだかすっとぼけたご尊顔。
折田先生像の隣りに立てられている看板はこんな感じ。気のせいか、かなりクエックエックエ~です。
この看板の裏面にはアイドルと艦これの島風の写真が貼ってあります。
像の置かれた台座部分でも島風を発見。折田先生像の製作者は流行にも敏感なようです。
そして謎のスワンボートの写真も。これは筑波大学構内の松美池に浮かんでいる「博士号」。
台座部分では連装砲ちゃんを発見。その手に持つのはアレです。アレ。
それにしても見事な出来栄えの折田先生像。
一体誰がこの折田先生像を建てているのでしょうか。
そんなこんなで、毎年入試シーズンに京都大学構内にひっそりと出現する折田先生像は、今年も多くの受験生を見守ることになりそうです。
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