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マイクロソフトがWindows8.1の価格を70%引きにしてChromebookに対抗


Googleが次々と投入している激安ノートPC「Chromebook」の売り上げは好調で、WindowsPCのシェアを脅かしています。この状況を打開するべく、マイクロソフトがWindows 8.1のライセンス料を70%カットしてWindowsPCとタブレットの販売を促進するとBloombergが報じています。

Microsoft Said to Cut Windows Price 70% to Counter Rivals - Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2014-02-22/microsoft-said-to-cut-windows-price-70-to-counter-rivals.html


Microsoft combats Chromebooks by cutting Windows licensing fees by 70 percent | The Verge
http://www.theverge.com/2014/2/21/5435152/windows-8-1-license-fees-cut-by-70-percent-rumor

Bloombergが割引プログラムに精通した人物から得た情報によると、マイクロソフトはWindows 8.1のライセンス料を通常価格の50ドル(約5100円)から、70%カットした15ドル(約1500円)でPCメーカーへの提供を予定しており、このプログラムは250ドル(約2万5000円)以下のすべてのPCとタブレットに適用されるとのこと。

Windows 8は2012年9月に販売を開始してから2億本の売り上げを達成していますが、Windows 7に比べて販売ペースが遅く、AppleとGoogleの強烈な競争によって、マイクロソフトの年間収益は昨年の四半期に過去最低の下落を記録。大幅なライセンス価格の割引プログラムで低価格モデルPCやタブレットの製造を刺激することで、GoogleのChromebookなどの低価格帯PCに対抗できるほか、800億ドル(約8兆2000億円)規模と言われるタブレット市場でシェアを増加させる狙いと見られています。

By 인호 조

The Vergeは、マイクロソフトがライセンス料割引に合わせてWindows 8.1の非タッチスクリーンPC向けのデフォルト機能として、デスクトップ・インターフェースを追加する予定で、タイル型のスタートスクリーンを回避できるようになると報じています。タッチスクリーンに対応していないユーザーへのアプローチも強化する見込みで、アップデートのリリースは2014年4月を予定しているとのこと。


なお、マイクロソフトのスポークスマンJulia Kelly-Echeverio氏は、この件に関してコメントを断っています。

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in メモ,   ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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