3日に1人市民が警察に殺されテロリストに殺される可能性よりも8倍高い国アメリカ
By marsmettn tallahassee
警官といえば善良な市民を危険から守ることが役割ですが、アメリカではテロリストよりも警官に殺される可能性のほうが8倍も高いことが明らかになるという衝撃の結果が発表されました。
You’re Eight Times More Likely to be Killed by a Police Officer than a Terrorist By Jim Harper
http://www.cato.org/blog/youre-eight-times-more-likely-be-killed-police-officer-terrorist
Fear of Terror Makes People Stupid Washington's Blog
http://www.washingtonsblog.com/2011/06/fear-of-terror-makes-people-stupid.html
ブログを書いたジム・ハーパーさんに言わせると「警官により無実の一般人が殺されたり、奇襲を受けるということがアメリカ中で起きており、警官は平和な社会を維持するため存在するはずだが、実際はほとんどテロリストに近い存在である」と述べています。 ラドリー・バルコさんによって2006年にまとめられたBotched Paramilitary Police Raids mapを見ると、実に多くの無実の一般人が全米中で警官に暴力を受けたり殺されているのがわかります。
警察の間違いにより多くの一般市民は被害を受けており、アメリカにはNATIONAL POLICE MISCONDUCT REPORTING PROJECTというサイトも存在し、警察の横暴を糾弾しています。アメリカの安全性評議会によると、2011年にアメリカで警官によって殺されたアメリカ人は少なくとも155人いるとのことです。3日に1人の一般人がアメリカで警官に殺されていると考えると、信じられない多さになります。
By Pablo Tellería
ハーパーさんの見解によると「既にアルカイダが滅んでいるにもかかわらず、多くの人がテロによる恐怖を払拭できておらず、過剰に恐れているが、警察はテロによる一般市民の被害の大きさと警察のミスによる一般市民の被害の大きさを秤にかけて考えるべきだ」とコメントしており「特に警察のドラッグの捜査の際に多くの市民が被害にあっており、今後一部の州での大麻の合法化は、過剰に大麻を使う人をより強く取り締まることになるだろう」と述べています。
ハーパーさんはこういった警察の横暴を許さないためにNATIONAL POLICE MISCONDUCT REPORTING PROJECTのTwitterアカウントのフォローを呼びかけており、アメリカ国民がこの問題に対してより意識的になり、警察の姿勢を変えていくべきだと述べています。
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