2014年02月04日 14時11分ソフトウェア

「Firefox 27」正式版登場、複数サービスからの通知やチャットを同時受信可能に

By Tristan Nitot

2014年2月4日(火)から「Firefox 27」の正式日本語版がダウンロード可能となっています。新しくソーシャルAPIが改良され、複数のサービスからの通知やチャットなどを同時に受けられるようになりました。

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http://www.mozilla.jp/firefox/

Firefox 27.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/27.0/releasenotes/

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Android 版 Firefox 27.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/android/27.0/releasenotes/

◆デスクトップ版のダウンロード
自動更新機能によってそのうち自動でアップグレードされるのですが、今すぐFirefox 27をダウンロードしたい場合は以下から可能です。

・Windows版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-27.0&os=win&lang=ja

・Mac OS X版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-27.0&os=osx&lang=ja-JP-mac

・Linux版
http://download.mozilla.org/?product=firefox-27.0&os=linux&lang=ja

◆ソーシャルAPIの改良
Firefoxで「Firefox用メッセンジャー」や「mixiサイドバー」などのソーシャルAPIを使えば、ブラウザの端っこに常にSNSでのメッセージのやり取りや友達の連絡先を表示しておいたり、ブラウザでSNSの通知を受けたりが可能です。ソーシャルAPIには以下の様なものがあります。

Firefox用メッセンジャー
https://www.facebook.com/about/messenger-for-firefox

[mixi] mixiサイドバー for Firefox
https://mixi.jp/promotion.pl?id=social_sidebar

Cliqz for Firefox
https://mozsocial.cliqz.com/

これらを使用すると、ブラウザ右側の赤枠部分に各SNSでのメッセージのやり取りなどが表示されるようになります。

しかし、これまでは1つのソーシャルAPIからしか通知やチャットを受信することができなかったのですが、「Firefox 27」ではソーシャルAPIが改良されたので、Facebookとmixiから同時にメッセージや通知を受けることも可能になりました。

詳細な変更点は下記リリースノートのとおり。

◆Firefox 27での変更点

○新機能
・ソーシャル API が改良され、複数のサービスからの通知やチャットなどを同時に受けられるようになりました。

・TLS 1.2 (RFC 5246) をサポートしました。

○変更
・SPDY 3.1 をサポートしました。

○開発者
・'all:unset' を利用してスタイルをリセットできるようになりました。

・JavaScript デバッガが難読化されたコードを整形し直して表示できるようになりました。

・fieldset 要素の overflow 属性が実装され、fieldset 内でのスクロールが可能になりました。

・セキュリティ向上のため、iframe サンドボックスで allow-popups ディレクティブが利用できるようになりました。

・CSS の cursor 属性値である -moz-grab と -moz-grabbing をベンダ接頭辞をつけなくても利用できるようになりました。

・SpiderMonkey が ECMAScript 6 の generator をサポートしました。

・ECMAScript 6 の関数 Math.hypot() を利用できるようになりました。

○HTML5
・Canvas が破線をサポートしました。

○修正
・Linux 上でのコンテントレンダリングに Azure/Skia が利用できるようになりました。 (Bug 762761)