無料でブラウザ画面と操作の様子をスマホや他のPCで表示できる「Surfly」

ウェブページには1つのページの中にホームボタンや複数のリンク、メール、各種SNSボタンなどさまざまなアイコンや文字列がひしめき合っており、ネットサーフィンに慣れていない人にはサイトから目的のページを見つけるのは難しいもので、慣れていても何がどこにあるのか分からなくなることもあります。そんな時に使えそうなのが自分のブラウザ画面をそのまま相手に見せることのできる「Surfly」です。URLを教えるだけで自分のブラウザ画面を複数人と共有でき、誰かのブラウザ画面を見せてもらうだけならばユーザー登録を行う必要もありません。

Surfly - Surf together on the web
http://www.surfly.com/

Surflyを使うとどんなことができるのかは以下のムービーを見ればわかります。



◆ユーザー登録
Surflyのトップページにある「start a session」をクリック。

ログイン画面が表示されるので、Surflyのアカウントを持っている場合にはアカウント情報を入力して「Login」をクリック。新しくアカウントを作成する場合は画面右上にある「register」をクリックします。

上からメールアドレスとパスワードを入力したら「register」をクリック。

この表示が出ればOKです。

アカウント登録の際に入力したメールアドレス宛に、Surflyからメールが届いているので開き、赤枠部分のリンクをクリックします。

「Login」をクリックすればアカウント登録完了です。

これがログイン時のトップ画面になります。

◆ブラウザ画面を共有する
トップ画面の中央にあるテキストボックスにウェブサイトのURLを入力して「start a session」をクリック。

するとこんな画面に変わります。

画面中央にはリンクが表示されているので、「copy link」をクリックすればコピー可能。このリンクは自分のブラウザ画面を見てもらいたい相手に教え、リンクを開いてもらえばOKです。

画面左上の青枠部分に表示されているのはメニューバーです。

このアイコンにはページを見に来ているユーザーの数が表示されます。

これは「友達を誘う」アイコンで、クリックするとページを共有するためのURLが再度表示されます。

「別のサイトを見る」アイコンをクリックするとテキストボックスが表示されるので、別のサイトを表示させたい場合にはここにURLを入力すればOK。

そしてこれが「共有を終わる」アイコンで、クリックすればブラウザ画面の共有が終わります。

他ユーザーがこのページを見に来ると、画面左にポップアップが出現。

そしてページに来ているユーザーの数が変化します。

ポップアップは「Cool, let's continue to browse」をクリックすれば消えます。

これで準備完了。Surflyから開いているウェブページを操作すれば、他ユーザーはその様子をそっくりそのまま見ることができます。

ブラウザの大きさを変えることはできますが、ブラウザのボタン・右クリック・ショートカットからページを戻ったり進んだりすることはできなくなるので注意が必要です。

iPhone 5sでパソコンのブラウザ画面を表示してみるとこんな感じでした。

Nexus 7だとこう。スマートフォンやタブレットは画面が縦長なので、パソコンのブラウザ画面を表示させるとどうしても画面の下半分に無駄な空白ができてしまいました。

実際にSurflyを使ってパソコンのブラウザ画面をスマートフォンとタブレットに表示するとこんな感じ。スマートフォンとタブレットでページを読み込むのに、多少のタイムラグがあることが分かります。

Surflyを使ってPCのブラウザ画面をスマホとタブレットに表示 - YouTube


画像の多いページを読み込むのには少々時間がかかりますが、文字の多いページだとページの表示にかかる時間も短くなります。

Surflyは文字の多い画面が得意？ - YouTube


また、Surflyではスマートフォンの画面をパソコンやタブレットで表示することも可能。ただし、上下のスクロール操作が不可能になってしまうという点には注意が必要です。

Surflyでスマホの画面をPCやタブレットに表示 - YouTube


ネットに慣れていない人に操作方法をレクチャーする際には、画面を直接見せることができるので有効そうなサービスとなっています。