ニューヨークの多種多様な人々とドラマをスナップする「Humans of New York」
人口2000万人以上のアメリカ最大の都市ニューヨークでは、多民族社会で形成されており人種や文化の異なる人々が集まっています。そんなニューヨークの街で、1人のカメラマンが人々を撮影して簡単なインタビューを行うストリートスナップ集が「Humans of New York」。多くの人が集まる街では人それぞれのドラマが存在することががわかる内容になっています。
Humans of New York
http://www.humansofnewyork.com/
「ニューヨークに蹴り出されたわ」と話す派手な女性。
キャリーケースの傍らに座っている女性は、「最近ジュリアード学院を卒業して、次はロンドン交響楽団のトライアルを受けに行くの」と話しています。
「誕生日をプラザホテルで迎えたの!」と人形を抱える笑顔の幼女。
ユニオンスクエアにいたバットマンスタイルのシェパードドッグ。
「先日、私がエレベーターに乗り込んだら、先に乗っていた女性が行き先を変更したんだ。疎外感を感じたよ……」と切なそうな表情の男性。
妻と不妊に悩んでいたカメラマンのデュアンさん。お互い子どもを望んでいましたが、養子縁組には抵抗があったとのこと。しかし、エチオピアの援助活動のTV番組で、骨と皮だけだった子どもたちが援助を受けて元気になる様子を見て、熟考の末、エチオピアの孤児院から7歳の片目が見えない女の子を養子として迎えました。今では上手に英語を話し、たくさんの友達と学校でサッカーを楽しんでいるとのこと。「彼女は世界で最高の娘さ」とドラマを語るデュアンさん。
人生で一番幸せだった瞬間を尋ねられ、「車にひかれた時だな。彼らは1万6000ドル(約160万円)もくれたんだ」と話すホームレスの男性。
「もし君が金のためにアートを創るならそれはアートではない。ビジネスだ」と話す新聞スタンドに寄りかかる男性。
この男性はコスチュームコンテストで1万6000ドル(約160万円)もの賞金をゲットしたとのこと。
ケガで失っていた声を手術で取り戻したというおばあさんが先ほどのコスチュームの男性と喜びをあらわにしています。
「結婚してたんだけど、離婚しちゃったの」と破局の悲しみに耐えながらほほえむ女性。
大規模なグループに対して何かアドバイスはありますか?と聞かれて「コンドームをつけな!」と答える男性。
「Do what the fuck you want(あんたがクソやりたいことをやりな)」とつぶやくアーティスティックな女性。
「誰でも大きなエネルギーを持っている。与えるも自分のために使うのも自由だ。僕のエネルギーは周りに全て与えてしまったんだけど、どこにクレームを言えば返してくれるのかな?」と、2人の男性。
幼い頃に両親をエイズで亡くしたという男性。アメリカ最大の都市ニューヨークでは、エイズは大きな問題の1つ。
以前にポーカーをしながらマリファナクッキーを2、3枚食べたことがあるというファンキーな男性。
「私はどう猛なお尻を持つビッチよ」と言い放つ貝殻ビキニのセクシーな女性。
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