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トップレベルのIT企業はわずか1秒間でどのぐらい稼いでいるのか?


Microsoft・Amazon・Facebook・GoogleといったIT業界の巨大企業はボーダレスの世界の中でかつてないほどの売上をあげています。こういった業界の巨人たちはいったい1秒間にどれほどのお金を稼いでいるのか、わかりやすく解説しているサイトが公開されています。

How much money do the top technology companies make per second?
http://www.happier.co.uk/infogram/amount-top-companies-earn-per-second.html


ページの中身を見るのはカンタン。トップページに表示されている矢印ボタンをクリックするだけとなっています。


企業別のロゴを使って金額がわかりやすく表示されています。ロゴ1個あたり1ドル(約99円)の売り上げがあることを示しています。


このサイトではトップ15の企業が掲載されており、以下のような順位となっていました。

◆1位:Samsung 6486ドル(約64万8000円)
他を大きく引き離して1位に輝いたのは、韓国に拠点を置く総合家電・電子部品・電子製品メーカーであるSamsungでした。Samsungが一秒間に稼ぐ金額は、なんと6486ドル(約64万8000円)という他を圧する金額。ハイエンドスマートフォンのGalaxyシリーズはもとより、廉価版モデルをニーズに応じて提供しているあたりが結果に結びついているのかもしれません。下のイラストでは、アイコンの数が多すぎて目で確認することができないレベル。


◆2位:Apple 4540ドル(約45万3000円)
Samsungに次いでAppleが2位になったことには、なにか因縁めいたものを感じさせられます。次期iPhoneは大型曲面ガラスが採用されるとの情報も流れているAppleですが、1秒間で45万円の売り上げとは……


◆3位:Foxconn 3815ドル(約38万1000円)
台湾に拠点を置くFoxconn(鴻海・ホンハイ)が3位に入りました。依然好調の続くiPhoneやiPadの生産が好調の理由のようです。一時期、日本のシャープとの資本提携が取り沙汰されたことも有名。


◆4位:HP 3459ドル(約34万5000円)
コンピューターおよび周辺機器・サーバ関連の開発・販売を手がけるヒューレット・パッカード(HP)が4位です。


◆5位:IBM 3166ドル(約31万6000円)
ビジネス用途のコンピュータ関連の製品およびサービスを提供するIBMが5位にランクイン。


◆6位:Microsoft 2331ドル(約23万3000円)
ここでMicrosoftの登場。Androidから年間1970億円の特許使用料を得ている同社でもこの順位です……


◆7位:Amazon 1996ドル(約19万9000円)
先日、創業者であるジェフ・ベゾス氏の妻がAmazonのノンフィクション本を酷評したことでも話題を集めているAmazonが7位。


◆8位:Google 1873ドル(約18万7000円)
検索エンジンやオンライン広告といったインターネット関連のサービスと製品を提供するGoogleが8位です。


◆9位:Dell 1865ドル(約18万6000円)
パソコンやネットワーク・ソリューション企業のDellがランクイン。それにしても、アメリカ企業が大部分を占めているランキングです。


◆10位:Intel 1628ドル(約16万3000円)
トップ10の最後に滑り込んだのは、こちらもアメリカの半導体メーカー、Intelでした。


◆11位:Cisco 1594ドル(約15万9000円)
11位には、これまたアメリカに拠点を置くネットワーク機器開発会社であるCiscoが入りました。トップ10からは落ちたものの、それでもたった1秒の間で約15万9000円を稼いでいます。


◆12位:Oracle 1068ドル(約10万7000円)
「1000ドルクラブ」の最後を飾るのは、はたまたアメリカのソフトウェア企業Oracleでした。


◆13位:Nokia 941ドル(約9万4000円)
久しぶりにアメリカ以外の企業が登場です。フィンランドの携帯電話端末メーカーNokiaは1秒間で約9万4000円を稼ぎだしています。


◆14位:Facebook 230ドル(約2万3000円)
意外というべきか、時価総額が1000億ドル(約10兆円)を超えると言われるFacebookがここで姿を現しました。


◆15位:Blackberry 205ドル(約2万480円)
わずか4年でシェアを50%から3%まで落としてしまったBlackBerryが15位にランクインしました。それでも、同社が1秒間に稼ぐ金額は約2万480円です。


各社のグラフを比較してみたのがこちら。上位企業が飛び抜けすぎていて、ほとんど判読不能レベル。


そして、一秒あたりの売上額から算出した年間売上高がこちら。あくまでも計算値なので、各社の発表値とは誤差がありますが、それでも世界トップの企業はこんなに稼ぎ出しているということがわかります。

Samsung:約2045億4200万ドル(約20兆3500億円)
Apple:約1431億7300万ドル(約14兆2500億円)
Foxconn:約1203億1000万ドル(約11兆9700億円)
HP:約1090億8300万ドル(約10兆8500億円)
IBM:約998億4300万ドル(約9兆9300億円)
Microsoft:約735億1000万ドル(約7兆3100億円)
Amazon:約629億4600万ドル(約6兆2600億円)
Google:約590億6700万ドル(約5兆8800億円)
Dell:約588億1500万ドル(約5兆8500億円)
Intel:約513億4100万ドル(約5兆1100億円)
Cisco:約502億6800万ドル(約5兆円)
Oracle:約336億8000万ドル(約3兆3500億円)
Nokia:約296億7500万ドル(約2兆9500億円)
Facebook:約72億5300万ドル(約7200億円)
Blackberry:約64億6500万ドル(約6400億円)

はたして、いつの日か日本企業がここにランクインする日はあるのでしょうか。

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in メモ, Posted by darkhorse_log

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