発売20年目のマクドナルド秋冬定番商品「グラコロ」を食べに行ってきました

グラコロといえば、今年で発売から20年を迎えるマクドナルドの秋冬の定番メニューです。8月に原田泳幸社長が退任して新たにサラ・カサノバ社長が就任したものの、このメニューはなくなることなく続き、今年も10月25日(金)から販売が始まったので、マクドナルドに行って食べてきました。

グラコロ/デミチーズグラコロ | キャンペーン | McDonald's
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/gracoro/index.html

マクドナルドに到着。

グラコロはグラタンコロッケの略称ですが、もはやそんなことは説明もせず、ただシンプルに「グラコロ」とだけ書かれたポスターが新商品をアピールしています。

お昼どきの店内は賑わっていました。レジに並びます。

メニューの中央にデミチーズグラコロとグラコロを発見。注文してみることに。

レジの横で2～3分待ってグラコロとデミチーズグラコロを受け取ります。グラコロの包み紙にはキャベツ・グラタンコロッケがプリントされており、デミチーズグラコロの包み紙にはデミグラスソースとチーズの写真が確認できます。

開封するとこんな感じ。グラコロの価格は税込340円(地域によって310円～370円)で、デミチーズグラコロは税込370円(地域によって340円～400円)。1993年のグラコロの発売当初の価格は320円だったので、月見バーガーのような大きな変動はないようです。

それぞれ上段のバンズを取ってみると、グラコロにはコロッケソース、デミチーズグラコロにはデミグラスソースとチェダーチーズが確認できます。

グラコロ・デミチーズグラコロとも下段の作りは同じようで、グラタンコロッケ・キャベツ・たまごソースで構成されています。

さっそくグラコロから食べてみることに。

蒸し上げられたバンズの食感は柔らかく、グラタンコロッケはサクサクながら、中身はクリームソースがトロトロで合わせて食べると面白い食感。小麦粉たっぷりでトロトロのホワイトソースは塩分が控えめ。一方、下段のバンズの上に載っているたまごソースから感じる酸味はちょっとこの中に不釣り合いで、全体の味のまとまりをなくしている気がします。

コロッケの中にはマカロニが入っていて、バンズ・コロッケの衣・ホワイトソース・マカロニと小麦粉を使ったものが重なり、グルテンてんこ盛り。

グラタンコロッケの中にはえびが入っているはずですが、最後まで確認できませんでした。

デミチーズグラコロも食べてみます。

デミグラスソースはコクはあるもののやたらと甘ったるく、口にいやな味が残ります。デミグラスソースとチーズのコクが加わるだけならともかく、ソースがひたすらに甘いので全体的にとっちらかった味に。

デミグラスソースからはひき肉やトマトの味も感じられますが、バーガーの中で不自然に甘さが際立ちます。

デミチーズグラコロのグラタンコロッケには小さなえびが確認できました。てんやが上天丼・海老天そばを廃止したように、近年えびの価格が上昇しているので、グラコロもえびの量を減らしているのかもしれません。

グラコロ・デミチーズグラコロとも期間限定での販売。コロッケが使われたハンバーガーはあまり多くないので、炭水化物×炭水化物の組み合わせが好きな人にオススメです。