レビュー

無限のキャンバスを拡大縮小しつつお絵かきしまくれるアプリ「Sketchology」


1枚の紙を使って絵を描く場合、範囲が有限なので描ける絵が限られてきますが、ズームイン/ズームアウトを行うことでキャンバスを無限に大きくしたり小さくしたりすることができ、お絵かきの可能性を広げるアプリが「Sketchology」です。アプリは5本の筆と4つのツールから構成されるシンプルな仕様で、描き味なめらか、美しくパワフルな絵を描くことが可能とのことなので、実際に使用してみました。

Sketchology
http://www.sketchologyapp.com/

実際にアプリを使用している様子は以下のムービーから見ることができます。

快適なスケッチを目指したお絵かきアプリ「Sketchology」を使ってみた - YouTube


アプリのインストールは以下から。

Sketchology for iPad on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/us/app/sketchology/id700913695

まずはアプリをインストール。


アプリを起動すると、「1つのアイデアからはじめて、そしてそれが何物かになる」というパブロ・ピカソの言葉が現れるので、その下にある「Get Started」をタップ。


使い方は簡単で、指1本だと描画、2本使うと絵を動かしたりズームすることが可能、というもの。


白紙のキャンバスが現れました。


無料版で使える筆はカリグラフィー・インク・水彩の3つで、残り2つは有料版で使えます。


ツールは消しゴム1種類。


色は全11色の中から選択します。


筆の不透明度とサイズはつまみをスライドさせて調節。


オプションからは画像をシェアしたり、ズームのリセット、全クリアなどが可能です。


カリグラフィーを使って線を描くとこんな感じ。非常になめらかです。


水彩筆


さらにインク。


Sketchologyの特徴の1つがズームイン・ズームアウトが無限大ということ。指でピンチインし、どんどん小さくしていきます。


書いたものが点になって見えなくなるくらい小さくできます。


反対にどこまでも大きくすることも可能。


書き味が非常になめらかでシンプルなインターフェースのため使いやすく、無料版でもお絵かきを十分楽しむことができますが……


有料版を使えばさらに楽しくなるのでは?と思い、アイテムを購入してみます。アイテムは一括購入で500円です。


購入が完了したら「OK」をタップ。


再度アプリを確認してみます。まずは筆を見てみると、カリグラフィー・インク・水彩の他にマーカー・鉛筆が追加されました。


ツールには消しゴムの他、バケツ・ぼかし・ドロッパーの3つが追加されました。


色も選びたい放題です。


実際に5つの筆を使って書き比べてみました。上から「カリグラフィー」「インク」「水彩」「マーカー」「鉛筆」です。


水彩は少しカドがありますが、インクだまりなどは自然な再現度。


ツールにある「ぼかし」を使うとこんな感じ。


バケツツールを使って塗りつぶされるのは画面に表示されている範囲のみで、ズームアウトしていくと白紙が現れるようになっています。


水彩ブラシを使い、不透明度を調整しつつ、簡単に水彩画っぽい絵を描くことが可能。


ズームしてウサギを描き描き。


しかし、ズームアウトすると、あっというまにウサギの姿が小さくなります。


さらにズームアウトさせて……


絵を囲むようにウサギを描きます。


さらにズームアウトしてウサギをボックス化、その中からウサギを飛び出させました。


もっとズームアウトするとより大きな視点で絵を描くことが可能……と永遠にズームアウトして絵の世界を広げていくことができるので、物理的な紙ではできなかった新しい絵の描き方が可能に。


絵を保存する時はオプションから「Shere」を選びます。


「Save Image」をタップすると、絵の保存が完了。


ホーム画面に戻ると、こんな感じで絵が保存されていました。編集する時は絵のアイコンをタップ、新規作成する場合は「New」をタップします。


シンプルな仕様なのに使い勝手は非常によく、キャンバスを無限に小さくすることや大きくすることで物理的な紙を使ってではできなかった描画方法も可能となっており、お絵かきが好きな人は一度使ってみる価値のあるアプリとなっていました。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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