60秒で名作映画「ファイト・クラブ」のあらすじが大体わかるアニメーション「Speedrun: Fight Club in 60 seconds」
1999年に公開された、エドワード・ノートン、ブラッド・ピット出演の映画「ファイト・クラブ」は、暴力描写の激しいダークな映画ながらも、映画のオンラインデータベースIMDbでは2013年現在歴代映画トップ10に入っており、また、映画評論家のレビューを集計することでシビアな批評をくだすRotten Tomatoesにおいても高評価を得ている名作といっても過言ではない作品です。そんなファイト・クラブのあらすじを60秒にまとめてしまったムービー「Speedrun: Fight Club in 60 seconds」が公開されており、場面はめまぐるしく展開されますが、一度映画をみたことのある人はニヤリとできる内容になっています。
Speedrun: Fight Club in 60 seconds (Ep#9) - YouTube
エドワード・ノートン演じる主人公は、高級コンドミニアムに住む一見リア充の男性。
物質的には満たされている主人公は精神に問題を抱えており、睾丸ガン患者の集いに出かけます。なぜか、患者たちは「Facebookへようこそ!」と叫んでいます。
自分よりも辛い状況にある人たちの存在を知って癒やされる主人公。
患者の集いで、たばこを吸う1人の女性マーラと出会います。
マーラと出会った後、主人公は空港に来て、飛行機でどこかに飛び去ります。
一瞬で飛行機が帰ってきて、空港から最初に出てきたのは別の男性。おそらくブラッド・ピットが演じる、石鹸の行商人タイラー・ダーデン。
主人公は空港から空を飛びながら帰還。
ここで大きな音がして、どうやら主人公の自宅が爆発した模様。
すべてを失った主人公はタイラーに電話して助けを求めます。
バーにてタイラーと再会し、酒を酌み交わす両者。
ここでタイラーは主人公をバーの裏に連れ出して、自分を力一杯殴るように指示。
主人公がタイラーにパンチを浴びせます。
タイラーは蹴りを一発主人公にお見舞い。
ケンカをした後、速攻仲良くなった2人。これが通称ファイト・クラブの発端です。
ここでタイラーが主人公をポイッ。
主人公はタイラーの家に着地。
マーラからかかってきた電話に出る主人公。
しかしながら、映画と同じように主人公はマーラの電話を無視します。
タイラーは、放置された受話器でマーラと会話。
通話終了後、タイラーはジャンプしてマーラのマンションに移動。
タイラーはマーラと会話して……
2人は親密な仲になります。
事に及んだ後、つばを吐いて去って行くマーラ。
タイラーがスッと横に移動すると、同じ場所から主人公が出現。
タイラーは主人公を連れてお出かけします。
たどり着いた先は、駐車場から場所を移動してファイト・クラブが行われている地下室。
その後すぐに主人公は勤務先のオフィスに向かい……
上司の部屋で暴れ出します。
タイラーの自宅に戻ると何やら人で一杯。
主人公はファイト・クラブが行われている地下室に向かい、参加者をフルぼっこにします。
地下室の上のバーでマーラと再会。
またもやつばを吐いて去って行くマーラ。
マーラと別れた主人公が歩き出すと、一瞬画面が光った気がしたので調べてみると、下記の画像がサブリミナル効果で挿入されていました。抜かりない演出に唖然。
自宅に戻ると大勢の人たちが「スティーブ・ジョブズ!」と叫んでいます。
再びバーに戻るも「スティーブ・ジョブズ!」と言われる主人公。
タイラーの家に戻るとメモを発見。
メモ読んで主人公が向かった先は、とあるビル。入口を壊して進入する主人公。
1階に止まっている自動車の後部ドアを開けると……
出てきたのはタイラー。タイラーを銃で撃つも当たらず。
タイラーに一発殴られる主人公。
2人がやって来た場所は、どこかのビルの一室。
ここで主人公は自分の喉に向かって銃を発砲。
主人公は負傷し、タイラーもなぜか頭を負傷。
そして死亡するタイラー。
ここで突然マーラ登場。
2人で窓の外を見ていると、ビルが倒壊し始めクライマックス。クライマックスの一連の流れは数秒で終わってしまうので、まばたきは厳禁です。
適当に書かれたエンドロールが流れて、終了。さすがに1度もファイト・クラブを見ていない人には、何が何やら分からない内容になっていました。
「Speedrun: Fight Club in 60 seconds」を作成した1A4STUDIOは、「60秒シリーズ」として「ビッグ・リボウスキ」や「パルプ・フィクション」などを60秒にまとめたムービーを公開しています。
ビッグ・リボウスキを60秒にまとめたムービーは以下から確認できます。
Speedrun: The Big Lebowski in 60 seconds (Ep #7) - Geek Week - YouTube
パルプ・フィクションを60秒にまとめたムービーは下記から確認可能。
Speedrun: Pulp Fiction in 60 seconds (Ep#8) - YouTube
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