映画「ファイト・クラブ」の過去と未来を描く続編「ファイト・クラブ 2」コミック版の一部が公開される


ブラッド・ピットエドワード・ノートンが出演し、複雑な内容ながらも見た人の心をわしづかみにする重厚なストーリーである映画「ファイト・クラブ」の続編となる小説をチャック・パラニュークが執筆中です。その小説を元にしたコミックが同時並行で制作されていて、コミックの一部が公開されており、ファンでなくても気になる内容になっています。

Fight Club 2: Exclusive 6-Page Preview of Chuck Palahniuk’s Comic Book Sequel | Playboy
http://www.playboy.com/articles/fight-club-2-exclusive-6-page-preview-chuck-palahniuk

目を閉じている男性と、その上にこちらをジッと見つめる目が表紙に描かれています。


1ページ目にはセバスチャンという男性が登場。青い吹き出しはセバスチャンが人生において守りに入ってしまっていることを説明。映画版は「僕」(主人公)がナレーターでしたが、コミックもこの説明部分は「僕」が行っているものなのか気になるところです。


セバスチャンはとある場所で花を受け取り、「僕は僕じゃない」という意味深な言葉を残します。教会が映し出されたコマの次で女性が登場しますが、女性の顔はカプセル剤で隠れて見えません。一方花を受け取ったセバスチャンは「ただいま、マーラ!」と家に帰宅。ただし、出てきたのはナイフを持ったベビーシッターでした。ファイト・クラブにもマーラという女性が登場し、物語のカギを握る人物であったことから、今回登場したマーラと同一人物なのかどうかがかなり気になります。


セバスチャンが持っている写真から、セバスチャンとマーラは夫婦で子どもが1人いることがわかります。ベビーシッターは知らされていた時間より早くセバスチャンが帰ってきたので、不審者と勘違いした様子。ベビーシッターによると、セバスチャンの息子は犬のふん・木灰・わら・小便を使って硝酸カリウムを精製し、さらに木炭を加えて火薬を作ろうとしていたため、おしおきとして部屋に閉じ込められているとのこと。末恐ろしい少年です。また、少年は「脂肪からニトログリセリンを作れることを知らないの?」と発言していて、これまた前作を連想させてくれます。


一方そのころ、マーラは早老症のひとつであるハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群自助グループを訪れていました。ここで初めてマーラの名字がシンガーであることが明かされ、ファイト・クラブに登場した女性と同姓同名であることが判明します。


老化が異常なスピードで進行するハッチンソン・ギルフォード・プロジェリア症候群の患者たちは「マーラは同じ病気ではないのではないか」と疑いますが、マーラは「私のは症状が軽いんです」とバッサリ。否定するどころか、疑った患者に対して逆ギレする始末です。一方、夫のセバスチャンはマーラを探して自助グループが行われている教会に到着。


マーラは自分自身に嫌気がさしたので自助グループにやってきたとのこと。「彼はいつも退屈だったわけじゃない」「クスリのやり過ぎで死にかけていたところを彼のセックスが救ってくれた」「彼が与えてくれたオーガズムは私の寿命を縮めた」などとわめきたてるマーラの後ろでは、セバスチャンが話を聞いています。マーラの言う「彼」とはセバスチャンのことなのか、それとも違う人物なのか……。


本作品はダークホースコミックスから全10巻のシリーズとして出版される予定で、ファイト・クラブの10年後を軸として過去と未来を描く内容になるとのことです。コミックは表紙を入れて7ページしか公開されていませんが、マーラの存在・一人称視点のナレーター・脂肪とニトログリセリン・自助グループなどファイト・クラブとの共通点が多々あり、続きがどんな話になっているのか、考えるだけで眠れなくなりそうです。

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in 映画, Posted by darkhorse_log