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ほとんどのAndroid搭載端末にベンチマークテストの不正操作プログラムが発覚

By Kārlis Dambrāns

サムスン電子のGALAXY Note 3は、有名なベンチマークソフトを起動した際にテストの結果を不正に操作する「ベンチマーク・ブースター」を動作するようにプログラムされていることが発覚したわけですが、AnandTechが調査した結果、GALAXY Note 3だけに限らず、Androidを搭載しているほとんどの端末にベンチマークを最適化するチートが発見されました。

AnandTech | They're (Almost) All Dirty: The State of Cheating in Android Benchmarks
http://www.anandtech.com/show/7384/state-of-cheating-in-android-benchmarks

下記の表は、ベンチマークソフト「3DM」「AnTuTu」「AndEBench」「Basemark」「Geekbench」「GFXB 2.7」「Vellamo」でAndroid搭載のスマートフォンをベンチマークテストした際に、「ベンチマーク・ブースター」が動作したか否かをしめしたグラフで、「Y」は動作を確認、「N」は確認されなかったことを表しています。「Asus Padfone Infinity」は2つ、「HTC One」および「HTC One mini」は4つ、「LG G2」では2つのベンチマークソフトで不正操作プログラムの動作が確認されています。


テストした端末の中でも圧巻であったのがサムスン電子の「GALAXY Note 3」「GALAXY Note 10.1(2014 Edition)」で、7つ中6つのアプリケーションでベンチマーク・ブースターが動作するという、驚きの結果を出しました。また、サムスン電子の他の端末「Samsung Galaxy S4」「Samsung Galaxy Tab 3 10.1」においても不正プログラムの動作が確認されており、サムスン電子のベンチマークテスト不正操作への力の入れっぷりがわかります。


テストした端末でベンチマーク・ブースターが一度も確認されなかったのはMotorolaの「Moto RAZRi」「Moto X」、GoogleブランドでLG製の「Nexus 4」Asusの「Nexus 7」、NVIDIAの「NVIDIA Shield」となっていました。


こちらの棒グラフはベンチマークソフトVellamoを使ってCPUのパフォーマンスをテストした結果で、上記のグラフでブースターが確認された機種が上位を独占しています。


同様にウェブブラウザをテストした結果は以下の通り。CPUのパフォーマンステストと上位はほとんど変わりませんが、Motorola Moto Xがブースターなしで奮闘しているのがわかります。


興味深い点として、ASUS製でもPadfone Infinityにはベンチマーク・ブースターがありましたが、Nexus 7では確認できなかったり、LG製のLG G2にはあってGoogleブランドのNexus 4にはなかったこと、があります。つまり、ASUSやLGなどのOEMメーカーが自社から発売する端末にはベンチマーク・ブースターを入れられますが、Googleへの提供製品には入れられないようです。Googleに買収されたMotorola社製品も同様であると思われます。反対にサムスン電子は、2013年7月にGalaxy S4でベンチマーク・ブースターが発覚していましたが、自粛するよりむしろどんどん不正操作プログラムに力をいれているように見えるとのことです。

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