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Googleが検索結果の90%に影響する新検索アルゴリズム「Hummingbird」を導入

by Mdf

検索エンジンの世界最大手であるGoogleが現地時間9月26日に創業15周年を迎え、検索結果に多大な影響を与えるアルゴリズムを一新したことを明らかにしました。新しいアルゴリズムは「Hummingbird(ハミングバード/ハチドリ)」と呼ばれるもので、検索結果の90%に影響を与える大規模な変更となります。

Google unveils major overhaul of its search engine
http://www.usatoday.com/story/tech/2013/09/26/google-overhauls-search-engine/2877491/



Googleの検索結果は不変のものではなく、「ペンギンアップデート」「パンダアップデート」と呼ばれる検索アルゴリズムの改良などによって、品質を高め続けています。今回はアルゴリズムを改良しただけではなく、USA Todayが「検索エンジンのオーバーホール」と呼ぶほどの大規模な変更で、検索結果の90%が影響を受けることになります。

ユーザー視点から見ると、難解なこと・複雑なことを調べようとしたときに、より適切で有用な検索結果が出るようになった、とGoogle幹部のAmit Singhal氏は語っています。

しかし、Google検索はビジネスにも大きな影響があるため、この大規模変更がどんなものなのか周辺産業は息を潜めて注視しているとアナリストのSameet Sinha氏。「Googleはウェブトラフィックの重要な部分を担っており、アルゴリズムのいかなる変更であっても一大事なのです」と述べました。

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in ネットサービス, Posted by logc_nt

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