歩いたり踊ったり動きを自在に操れる「ロボダンボー」を組み立ててみました
漫画「よつばと!」に登場する「ダンボー」をロボット化し、全身に11個のサーボモーターを搭載して「歩く」「踊る」など様々な表現が可能でコントローラー「VS-CS3」を使って無線で操縦できるというキット「ロボダンボー」を実際に組み立てて動かしてみることにしました。
ロボダンボー(Danboard the Robot) | ヴイストン株式会社
http://www.vstone.co.jp/products/danboard/
◆フォトレビュー
こちらがロボダンボー本体の箱。
スライドして中の箱を開けてみます。
中箱を開けるとダンボーの外装部分のダンボールと……
ユーザー登録書が入っています。
その下には白い箱が2つ。
外装のダンボールを広げるとこんな感じ。思ったほどパーツ数は多くありません。
続いて青いシールのついた箱を開封。
中身を並べるとこんな感じ。
サーボは双葉製「RS304MD」です。
こちらがロボダンボーの心臓部にあたるCPUボード。
こちらは説明書とロボダンボーとPCを接続するUSBケーブル。組立説明書はDVDに収録されています。
もう一つの白い箱を開封。
金属パーツがぎっしり詰まっています。
全部取り出すとこんな感じ。
こちらはオプション品のジャイロ/加速度センサー「VS-IX001」。
こちらもオプション品の無線コントローラ「VS-C3」。
箱を開けてみると……
どこかで見かけた形のコントローラーと……
基板が入っています。
◆組立て
DVDをPCにセットして、ロボダンボー取扱説明書_ver1.00.pdfファイルをコピーし、PCに保存してから説明書ファイルを開きます。
まずはサーボ11個すべてのタッピングネジとサーボホーンを取り外して保管しておきます。サーボホーンとネジはあとで使用するのでなくさないよう注意。
まずはロボダンボーの腕から組み立てていきます。こちらはサーボホルダー。
腕にサーボを装着します。
電池ホルダーも装着。どうやらロボダンボーは両腕にバッテリーを装備するようです。
サーボに先ほど外したサーボホーンを装着。サーボの切り欠きと軸の○印を合わせて装着するのが大切なポイント。
両腕用に2本作ります。
続いてロボダンボーの脚を作成していきます。
サーボホルダーにサーボを装着。
脚の底には3枚のウェイト。このおもりでロボダンボーの安定性は確保されるようです。
お次はロボダンボーの首部分。こちらの金属パーツに……
サーボを装着。
向きを変えて二つ目も装着。
裏からはステーで支えます。
こちらはダンボーの頭部分。LED・電源基板と白いスペーサーを装着します。スペーサーはM2-3mのネジで固定しますが、ネジがかなり短いのでドライバーを使わずスペーサーを手でまわして固定する方が作業は楽です。
基板裏には各種コネクター。
ステーを装着し……
これで頭部分と首部分が完成。これがロボダンボーの顔になるとは想像できません……
続いて胴体部分を作ります。まずはオプションのジャイロ/加速度センサーを組み込みます。
パッケージを開封すると、VS-IX100メインボード、10芯フラットケーブル、10芯コネクタ、絶縁シート、ネジが入っています。
絶縁シートの4隅をハサミでカットして……
メインボード裏に貼り付けます。
絶縁処理が済んだらジャイロ/加速度センサーをステーに固定します。
ここで10芯フラットケーブルにコネクターを圧着します。ケーブルを説明書通り100mmでカットし……
圧着完了。
10芯フラットケーブルを装着し……
胴体前部にジャイロ/加速度センサーが組み込まれました。
続いて、VS-C3受信モジュールを組み込みます。
VS-C3受信モジュール裏にスペーサーを付けて……
胴体後部にVS-C3受信モジュールが装着されました。
サーボ2台を組み込み……
胴体前部と胴体後部を合体させます。
サーボのケーブルを胴体後部の穴に通し……
上部にサーボを装着。これは首部分になります。
さらに左右の側面にもサーボを装着。
スピーカーケーブルを写真中央の穴に通してから……
スピーカーを装着。
次に脚関節を作成します。
金属パーツをこのようにセット。
2つ作ります。
先ほど作っておいた両足部分を用意。
サーボ裏にフリーホーンをはめ込んでから……
金属パーツを装着します。
胴体部分のサーボに……
脚を装着。
ロボダンボーが立ちました。
次に、胴体にCPUボードを装着し、配線していきます。
まずは、下準備としてすべてのサーボのケーブルにマーキング。これは「右脚ピッチ用サーボCN4-6」というしるしです。
胴体中心にCPUボードを装着。ちなみにこちらはロボダンボーの背面になります。
CPUボードのジャンパピンにサーボケーブルとジャイロ/加速度センサーケーブル、VS-C3受信モジュールを配線していきます。
ここでジャイロ/加速度センサーケーブルの長さが足りないことが判明し、作り直すことに……。説明書には100mmとありましたが、200mmぐらいにしておいたほうがよさげ。コネクターを外すときは、両サイドの爪を折らないよう慎重に外す必要があります。
改めて、10芯フラットケーブルを200mmで作成。
うまく所定のジャンパピンまで届きました。
ようやく外装に着手します。
こちらは脚の外装部分。
両面テープで固定します。
2足分完成。
ロボダンボーに履かせます。
足の裏に透明なプレートを装着。
安定性がアップしました。
これは胴体部分の外装パーツ。
穴をくりぬいたところ。
両面テープを貼り……
箱状に組立てます。
組み立てた箱は胴体前部から慎重に装着。
しっかりとサーボホーンが見えるように調整します。
サーボにブラケットを装着。
腕部分のブラケットに……
腕を装着。
バンザーイ。
ケーブルは胴体のすき間に通して……
このように取り回します。
なお、説明書には両腕のサーボケーブル(CN1-6、CN2-6)の配線に関する記述がありませんが、下図の赤枠左にCN1-6を赤枠右にCN2-6を配線します。
続いて、先ほど作っておいた首部分を用意します。
ステーをつけたサーボのうらにフリーホーンをはめ込んでから……
胴体上部に首を装着。
前からみるとこんな感じ。この時点ではかわいいどころか少々不気味です。
頭部分を首に装着。
電池ボックスケーブル、スイッチケーブル、電源・LEDケーブルを各コネクタに差し込みます。
こちらは側面つけられた電源スイッチ。
目スクリーンと口部分を装着。
ここで腕の外装を作ります。
組み立てて箱にします。
もちろん2本分作成。
電池ホルダーに単4ニッケル水素電池を装着。ロボダンボーはニッケル水素電池指定なので注意が必要です。
外装を腕に装着します。
先端部分は折り返し……
穴に差し込んで固定。
腕ができました。
さらに肩のフレームを装着すれば両腕が完成。
何の変哲もないダンボールですが……
穴をくり抜くと見覚えのある顔が登場。
組み立てて箱にすると……
ダンボー!
頭部分に装着して……
完成!
壁に寄りかかるロボダンボー。ダンスする日は近い!?
ロボダンボーは、ベース価格が7万9800円、無線コントローラー「VS-C3」(単体価格4410円)が付いた無線コントローラーセットが8万4210円、Bluetooth通信モジュール「VS-BT001」(単体価格8400円)が付いたBluetoothセットが8万8200円、ジャイロ/加速度センサーボード「VS-TX001」(単体価格1万8270円)と無線コントローラー「VS-C3」が付いたスペシャルセットが8万9460円となっています。
・つづき
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