60秒でSF映画不朽の名作「ブレードランナー」のあらすじがなんとなくわかるっぽい「Bladerunner in 60 seconds」
Blu-ray版の「ブレードランナー」は30年以上前の1982年に公開されたとはとても思えないレベルのハイクオリティで美麗な画質と圧倒的映像なので一見する価値ありまくりなのですが、そのあらすじを超高速で60秒にまとめたのが「Bladerunner in 60 seconds」です。なんというか、おそらくブレードランナーを見ていないのであればほとんど意味不明で、見たことのある人であればニヤニヤできそうなぶっ飛ばした作りになっています。
Speedrun: Bladerunner in 60 seconds (Ep #6) - YouTube
オープニングに出てくるすさまじく巨大で精巧な建物
相手が人間かレプリカントかを検査中
レプリカントであることがばれたので射殺
場面は変わって酸性雨が降りしきる近未来の街、背後に空飛ぶパトカーが停車
ごにょごにょおはなし、戦闘用を含む4体のレプリカントを狩ることに。
最初に出てきた巨大建造物へ
主人公が相手の女性を促されるままに検査中、あまりにも人間っぽい言動だが、彼女もまたレプリカント……らしい
ユニコーンの出てくる夢
バーの中でストリップ的な踊りを見せるダンサーの女性
が、実はレプリカントで、正体がばれて逃亡するものの射殺
そこへさらに別のレプリカントが出てきてバトル
部屋に戻ってギシギシアンアン
再び冒頭の巨大建造物へ
びしーんばしーん
よくできたマネキンだなーと思ったら……
人間の数倍の力と、製造した科学者にも匹敵する知力を備えた女性型のレプリカントでした
射殺
壁を突き破って男性型の強力なレプリカント登場、あまりに強すぎて主人公は逃走
屋上へ
向かいの建物へジャンプするが落ちかけてぷらんぷらん
殺されるかと思いきや、なんと助けてくれました、Why?
レプリカントは機能停止、そしてごにょごにょおはなし
部屋に戻ってきてぴーちくぱーちく
二人で外に出て……
ジ・エンド
とまぁ、このようにして見ると分かるようにあらすじだけだと意味不明の極みになっており、以下の30周年記念予告編の方を見れば、SF映画ブレードランナーのおもしろさはやはりその映像のすさまじさや細かいディテールの積み重ね、そして思わせぶりなセリフや今見てもまったく色あせていないSF設定・考証、さらに役者の演技力・演出・台詞などにあるのだなぁというのがしみじみと実感できます。
Blade Runner 30th Anniversary Trailer - YouTube
なお、ブレードランナーの監督であるリドリー・スコットはブレードランナーの続編を作ることを明かしており、主人公は女性で、舞台は前作の数年後、現時点で構想中のオープニングシーンは「生垣などが何もない広大な農地から映画は始まる。アメリカ・カンザス州のグレートプレーンズのような視界を遮るもののないところだね。耕された台地がずっと続いているんだ」「夜が明けるとき、家の6倍ほどの大きさの未来的なコンバインが光を受け映し出される。前方には『怒りの葡萄』に出てくるようなポーチ付きの小さくて白い羽目板の小屋がある。その右側から、地上6フィートを浮遊する車が犬に追いかけられながらやってくるんだ」とのことです。
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