京都水族館の鮎の塩焼きを丸ごと挟んだホットドッグ「アユの塩焼きドッグ」は意外にしっくりはまる味

6月から漁が解禁になったアユは塩焼きで食べるのがポピュラーですが、京都水族館の山紫水明カフェでアユの塩焼きを丸ごとホットドッグにサンドした「アユの塩焼きドッグ」が期間限定で食べられるということだったので、実際に水族館へ行って食べてきました。

「釣りキチ三平と魚たち展」7/13～9/1開催｜ニュース一覧｜京都水族館公式ホームページ
http://www.kyoto-aquarium.com/news/2013/07/130711.html

京都水族館に到着。京都駅・丹波口駅から徒歩で15分ほどの距離。

7月13日から9月1日まで「釣りキチ三平と魚たち展」が行われていて、このイベントでアユが展示されていることにちなんで、アユの塩焼きドッグが期間限定販売されているというわけ。

会場には釣りキチ三平の作者矢口高雄さんのイラストが飾られており、9月1日までの企画展示期間中にイベントも行われています。

企画展示が行われているスペースの奥に、水族館の動物をモチーフにした食べ物や京都原産の抹茶や漬け物をカフェ風にアレンジしたメニューを出している山紫水明カフェがあります。

ということで、アユの塩焼きドッグ（税込500円）を注文してみました。ホットドッグバンズのすっぽりと収まる形でアユが丸々1匹使用されています。

ちょっと怖いアユの顔。

顔の正面

尾っぽ

アユは塩焼きにするときに串に刺して焼いているので、身が曲がっています。アユと一緒に挟まれているのは蓮根チップと大葉で和風っぽい組み合わせ。

上から見るとこんな感じ。ちょうどいい具合にアユの身がホットドッグバンズにすっぽり挟まっています。

背びれには塩がついています。

アユがにらんでいるようにも見えますが、気にせず顔のほうからガブリとかぶりついてみることに。

まず頭からかぶりつくと感じるのはワタの苦味とガーリックパウダーの香りと味。今のところこのアユの塩焼きドッグはビールと一緒に買っていく男性客に好評とのことですが、この苦味はお酒やビールに合いそうなのでそういったお客さんが多いのもうなずけます。ガーリックパウダーが入りながらも、アユのワタの苦味や白身の繊細な旨味を壊さず、ちょっとパンチの効いた味に仕上がっているので、一品料理としてやお酒と一緒に食べることを考えるとガーリックパウダーがあったほうが良さそうです。蓮根チップもサクサクとした食感がいいアクセントになっており、塩加減も薄めでアユの素材の味が活きています。

食べ進むと少し骨が多くなってくるので、食べる時ちょっと注意が必要。

もちろん尾まで食べられます。斬新な組み合わせではありますが、アユ・大葉・蓮根チップ・ガーリックパウダーとホットドッグバンズの組み合わせを何の違和感も無く完食。

ディズニーランドやユニバーサルスタジオなどのテーマパークではキャラクターをモチーフにした食べ物やキャラクターゆかりのメニューが用意されていることがあり、イベントの盛り上がりの一助となっていますが、アユの塩焼きドッグは釣りキチ三平と魚たち展開催期間限定での提供になるので、水族館に涼みにくるついでに、アユの塩焼きドッグを食べて、夏を感じるのもいいかもしれません。