「規則正しい就寝時間」を守ることは心血管疾患のリスクを下げる

フィンランド・オウル大学の研究により、規 則正しい就寝時間を守っている人は守っていない人に比べて心血管疾患のリスクが半減することがわかりました。
Sleep timing irregularity in midlife: association with incident major adverse cardiac events and cardiovascular disease mortality over a 10-year follow-up | BMC Cardiovascular Disorders | Springer Nature Link
https://link.springer.com/article/10.1186/s12872-026-05762-4

Irregular bedtime linked to higher risk of cardiac events | University of Oulu
https://www.oulu.fi/en/news/irregular-bedtime-linked-higher-risk-cardiac-events
One Sleep Habit Could Boost Your Heart Health, Study Suggests : ScienceAlert
https://www.sciencealert.com/sticking-to-the-same-bedtime-each-night-could-help-lower-heart-health-risk
オウル大学のローラ・ナウハ氏らは、2013年から2014年にかけて行われた健康調査の参加者について10年間の追跡調査を実施しました。対象者はいずれもフィンランドで1966年に生まれた人で、人数は3231人。男性が39.5%です。
睡眠タイミングはウェアラブル端末によって測定され、就寝時間、起床時間、睡眠中間点(就寝と起床のちょうど中間)の3つの数値の7日間の標準偏差から、「規則的」「まあまあ規則的」「不規則」の3グループに分類されました。
調査の結果、参加者のうち4%にあたる128人が、期間中に重い心血管疾患を患っていたことがわかりました。これを睡眠タイミングと照らし合わせると、睡眠が「規則的」な人よりも「不規則」な人の方が発症リスクが高かったとのこと。この関連性は、睡眠時間がグループの中央値より短い参加者でのみ確認されました。
以下は、睡眠が「規則的」(青)・「まあまあ規則的」(黄)・「不規則」(紫)な被験者の心血管疾患の発症リスクを、睡眠時間(左)・起床時間(中)・睡眠中間点(右)のそれぞれの偏差ごとに示したグラフ。対象者のうち1617人を占める睡眠時間が7時間56分より長い人の場合、関連性は見られません。

ところが、対象者のうち1614人を占める睡眠時間が7時間56分以下の人だと、「規則的」の人と比べて「まあまあ規則的」「不規則」の人はリスクが上昇していることが示されています。特に、「不規則」の人は「規則的」の人に比べて、発症リスクが2倍以上です。

ナウハ氏は今回の結果について、「就寝時間の規則性と、日常のリズムがどれだけ変動するかということが、心臓の健康にとって重要である可能性を示唆するものです」と語り、心臓の健康を形作る習慣の中でも、規則正しい睡眠パターンの維持は自分でコントロール可能な要素の1つだと述べました。
なお、睡眠時間が9時間以上の人は、7~8時間睡眠の人に比べて死亡リスクが14%高いという研究結果もありますが、「睡眠時間が長いから不健康」なわけではなく「健康問題によって睡眠時間が増加している」可能性が示されています。
睡眠時間が長すぎる人の死亡リスクが高い理由とは? - GIGAZINE

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in サイエンス, Posted by logc_nt
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