歩くだけで発電してそのままUSBで機器を充電可能なバッテリー付き中敷き「SolePower」
携帯電話などモバイル機器を持ち歩いていると、充電がなくなってしまい、さらにコンセントも見つからずに街中で困ってしまうことがありますが、ソーラーパネル式の充電器は雨の日には使えず、手回し発電もかなりの体力を使います。そこで「SolePower」は人間が日常的に行っている「歩く」という行為によって靴の中敷きで発電、状況に左右されず充電を行うことが可能になります。
SolePower | Powering the future, one step at a time
http://solepowertech.com/
SolePower: Power by Walking by SolePower — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/764467377/solepower-power-by-walking-0
使用方法や開発の様子は以下のムービーから見ることができます。
Solepower - Power by Walking (HD) - YouTube
携帯電話やミュージックプレーヤー、GPSデバイスなどのモバイル機器の充電を「歩くこと」によって行うというアイデアがSolePower。
これがSolePower。一見ただの靴の中敷きに見えます。
しかし、中には発電機が埋め込まれてあり、踵で踏む力が電気になるとのこと。
中敷きはバッテリーが固定されたバンドと接続しており、USBケーブルをモバイル機器に接続しなおすことでサッと充電が可能になります。
使い方は、まず中敷き部分を靴の中に入れ、バンドを足首に固定。
バッテリーを中敷きと接続し、ひたすら歩きます。
歩き終わると中敷きからプラグを抜き、今度はデバイスに接続。数多くのモバイル機器を充電できるようになります。
ソーラーパネルのように充電がその日の天気に左右されることはありません。
また手回し発電でほんの少しの充電のために疲弊することもなし。
防水かつ耐候性で、特別な行動は必要なく、日常的に「歩く」だけで非常時の充電などがまかなえます。なお、iPhoneをフル充電するためには4~8kmのウォーキングが必要になるとのこと。
世界にある携帯電話は全部で60億台あり、そのうち15億台が開発途上国にあることからも、電力の貴重な発展途上国において、非常に役立つことが予想されます。
また、災害があった地域や……
軍においても便利なはずです。
SolePowerは現在プロトタイプが完成しているものの、まだ開発段階。
このアイデアはカーネギーメロン大学の機械工学プロジェクトとして始められたものだとのこと。
こちらが開発チームの様子。
現在、商品化のための出資を募っており、100ドル(約9800円)の出資でSolePowerとTシャツ、ステッカーのセットがゲット可能。なお、出荷はアメリカ国内に限られているとのことです。
締め切りは日本時間の7月19日(金)午前1時36分になっています。
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