外出先からスマホで電源オンオフや電力使用状況チェックができるコンセント「Benki」
外出時に電化製品のスイッチを切るのを忘れてしまったり、外からヒーターのスイッチをオンにして帰宅したら部屋が適温になっていれば……など、家の中からではなく外から電化製品のスイッチをコントロールできたらという願いを現実に変えてくれるのが「Benki」です。Benkiは「Socket」「View」「Break」の3種類のデバイスがセットになっていて、それぞれに便利な機能がついています。
Benki: Connected Devices Done Right. by Benki — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/483802388/benki-connected-devices-done-right
Benkiをどのようにして使うのかは、下記のムービーから確認できます。
Benki: Connected Devices Done Right. by Benki — Kickstarter
こちらはCEOであり開発者のケニー・スミス氏。
「Socket」は外出先からスマートフォンを使って、Socketにつながっているデバイスのスイッチをコントロールできる製品です。Socketには表側に2つのプラグ差し込み口、裏側にはプラグが付いています。使い方はSocketをプラグ差し込み口につなげて、電化製品のプラグをSocketにつなぐだけ。
iOS・Androidにに対応しているBenki専用アプリをスマートフォンにインストールすれば、世界中どこからでもSocketにつながっている電化製品をコントロールできます。
ヘアアイロンの電源を入れっぱなしにして外出してしまっても……
スマートフォンのBenki専用アプリを操作してヘアアイロンのスイッチを切ることができます。
Socketには音声センサーが付いており、赤ちゃんが寝てる部屋にセットしておけば……
Socketが赤ちゃんの起きた音をキャッチしてスマートフォンにお知らせ。
Socketがあれば、赤ちゃんの部屋に設置したカメラの映像をモニターで常時確認する必要がなくなるというわけ。
スマートフォンのBenki専用アプリでは、Socketにつなげている電化製品の電力使用状況をグラフで確認することができ、省エネ対策もバッチリ。
こちらは「View」というカメラ内蔵のデバイス。
キッチンにViewを取り付けておけば……
買い物先からスマートフォンでキッチンの様子を見ることができ、何の食材が足りないかなどを映像で確認可能です。LEDライトも内蔵されているので暗くなっても映像が見えにくいということはありません。
こちらは「Break」
Breakは2つに切り離すことができ、一方をドアに、もう一方をドアの枠にところに付けておけば……
ドアが開閉されたときに、スマートフォンにお知らせ。なお、ViewとBreakは共に単3電池を使用し、約1年持続するとのこと。
Benkiは現在商品化のために出資を募っている最中で、2013年6月17日現在5万2000ドル(約493万円)集めており、目標額の22万ドル(約2088万円)までしばらくかかりそうです。150ドル(約1万4200円)の出資でSocket・View・Breakを1つずつゲット可能で、アメリカ国内への発送は無料で行ってくれますが、国外への発送は25ドル(約2400円)別途必要。なお、締め切りは2013年7月4日午後10時02分となっています。
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