ハードウェア

iPhoneやAndroidで遠くからでも電源をオン/オフできる「Elphi」


おうちの電化製品の電力使用状態が一目でわかり、コンセントに繋いでいるものならiPhoneやAndroidから電源をオン/オフできるというスマートプラグが「Elphi」です。将来的に電源のオン/オフだけでなく、おうちの電化製品がすべてElphiを使って遠隔操作可能になるという可能性もあるそうです。

Elphi: The Smart Plug for iPhone and Android by Cameron Colpitts — Kickstarter
http://www.kickstarter.com/projects/1393888296/elphi-the-smart-plug-for-iphone-and-android

Elphiはアプリを利用したクラウドサービスです。iPhone3GS・4・4SなどのiOS5.1を使っているものや、Android2.3以降の機種にて使用可能。スマートプラグにはWi-Fiチップが埋め込まれており、家のコンセントに差し込むとローカルWi-Fiネットワークに接続し、スマートフォンから家にある電化製品の電源をコントロールすることができます。


ムービーは以下から。



使い方は家のコンセントにElphiを差し込むだけと簡単です。


すぐに電源がオンになるので……


アプリをダウンロードし、パスワードを入力します。一連の設定は約1分ほどで完了します。


Elphiを使えば実際にスイッチを押さなくとも、離れたところからライトの電源をオンにし、


友人や恋人を喜ばせたり、驚かせることも可能。


また、寝起きはすぐに動けないものですが、


ElphiがあればiPhoneやAndroidを使ってベッドの上からエスプレッソマシンのスイッチをオンにできるので、


エスプレッソマシンのボイラーを先に加熱し、起き上がったときにすぐにエスプレッソを作れる状態にすることもできます。


現在の電化製品の電力使用状況や、過去の履歴が一目でわかるので、


年老いた両親や子どもが家で何をしているかも把握でき、安心です。


こちらはヘアアイロンを使用中の女性。


急に呼び出しがかかり、慌てて家を飛び出します。


道の途中でヘアアイロンの電源を切ったかどうか不安になっても、


アプリを使って電源がオンかどうかをすぐに確認出来ます。


電化製品の付けっぱなしを防ぐことができるので安全です。


Elphiはいくつもの試作を重ね現在の形になりました。


カバーはプラスチック製で、背面にはLEDライトが取り付けられています。


開発者のCameron Colpittsさんによれば、今はまだ用途が限られているものの、近いうちにAPIをユーザーや開発者に公開する予定であり、これからどんどん使える幅が広がるはずだ、とのこと。最終的には電化製品をすべてiPhone/Androidから操作できるようにするのが目標だそうです。


Elphiは商品化に向けてKickstarterにて現在投資を募っている段階です。6月29日までに89ドル(約7000円)以上を投資すると、Elphiが商品化した際に金額に応じてElphiが1つ以上もらえるというわけです。なお、現段階ではアメリカ国内とカナダのみの出荷を予定しています。

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in ハードウェア,   動画,   デザイン, Posted by darkhorse_log

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