500円で買える食べ物の量は世界各国でどれぐらい差があるか?
海外に行くと日本でなじみあるファストフードのメニューが高すぎて買えなかったり、反対にやたらと1ドル(約100円)メニューが充実していたりと、物価の差に驚くことがありますが、5ドル(約500円)で世界各国において食べ物がどれくらい買えるか?ということをわかりやすく表現したムービーが「How Much Food Can You Buy For $5 Around The World?」です。
How Much Food Can You Buy For $5 Around The World? - YouTube
まずはバナナ。オーストラリアでは5ドルあれば1.36kgのバナナが購入できます。
フランスでは2.27kg。
アメリカでは3.86kg。
エチオピアではどっと量が増えて、約11kgのバナナを購入可能。
続いてコーヒー豆を見てみると、イタリアでは約230g。コーヒー一杯約10gの豆を消費するとして、約23杯分のコーヒーが作れる計算です。
アメリカでは360g。
フランスでは450gが購入できます。5ドルで購入できるバナナの量はフランスよりもアメリカの方が多かったのですが、コーヒー豆に関してはその逆で、フランスの方が安く売られているようです。
紅茶の生産地として有名なインドですが、5ドルあれば約680gのコーヒー豆が購入できます。
続いて5ドルで購入できるビッグマック。オーストラリアでは1個のビッグマックが購入できます。
ロシアでは2個。
日本では1.5個です。
アメリカでは1.15個。
スウェーデンではビッグマックは1個6.94ドル(約690円)で、これは世界で3番目に高いビッグマック価格となっているため、0.65個しか購入できないようです。
5ドルで買えるお米の量は、アメリカでは3.18kg。
中国では5.44kg。
アフガニスタンでは6.35kg。
お米が主食の日本ですが、5ドルで購入できるのはわずか900gとなっていました。これはお米約6合分。
次はジャガイモ。イギリスでは約2.5kgのジャガイモが購入できます。
アメリカでは3.16kgを購入可能。
さきほど11kgのバナナが購入可能という結果になったエチオピアでは、アメリカで購入できる量の4倍以上にあたる約14kgのジャガイモが購入できます。
卵の量。物価の高いスウェーデンでは5ドルで購入できるのは卵15個。
カナダでは19個。
カナダの隣国アメリカではもう少し増えて34個。
中国ではどっと増えて5ドルあれば57個の卵が購入可能になります。
5ドルで買える牛ひき肉の量。フランスでは340gで、100gあたりだと約150円。
中国では450g。
アメリカでは680g。
イギリスでは100グラムで約50円なので、約1kgのひき肉が購入できます。
最後はビール。アメリカで5ドルで買える缶ビールは4本。
日本の国旗とともに750ml缶と思われるものが画面に1本現れていますが、日本の場合は750ml缶1本。最もメジャーな350ml缶であれば2本~3本購入できます。
イギリスでは瓶のビールが2本。
中国では8本。と思いきや……
ごろごろごろ、とどこからかビール瓶が転がってきました。
計12本のビールが購入できます。
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