「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」の中身について登場声優5人が語る
4月4日から放送が始まったロボットアニメ「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」のメインキャスト5名とOP・EDアーティストが揃ってのトーク&ライブイベントがアニメ コンテンツ エキスポ 2013で行われました。
イベントの司会進行を務めたのはニッポン放送の吉田尚記アナウンサー。
続いて「チームラビッツ」の面々を演じるメインキャスト5名、ヒタチ・イズル役の相葉裕樹さん、アサギ・トシカズ役の浅沼晋太郎さん、クギミヤ・ケイ役の日笠陽子さん、イリエ・タマキ役の井口裕香さん、スルガ・アタル役の池田純矢さんが登場。この前日に先行上映会がありキャスト陣はしゃべりまくる面々であることが判明、この日のイベントも日笠さんや浅沼さんを中心に、随時ボケたりツッコんだりというトークが繰り広げられました。
相葉:
皆さん初めまして、相葉裕樹です。よろしくお願いします。ヒタチ・イズルという、真面目といいますか、とてもまっすぐなヒーローに憧れる少年を演じます。ちょっと天然な一面もあるので、ほんわかとしたところを表現できたらと思っています。専用機は「RED FIVE」というフォワードリーダータイプで、母艦からの指令をみんなに伝えたり、フォワードとして宇宙空間で戦う能力を備えた機体です。
吉田:
この瞬間に、なぜか分からないですけど日笠さんが両手にマイクを持って何かを言いたそう……。
日笠:
クロストークでしょ?クロストーク。
浅沼:
どうせグダグダになるじゃん昨日のイベントみたいに。
日笠:
昨日、マジェスティックプリンスの先行上映会を同じメンバーでやったんですけれど、昨日は浅沼さんがパジャマみたいな格好で来て、今日は井口がパジャマみたいな格好で……
井口:
違ーう!おしゃれだわ、おしゃれ!(笑)
吉田:
ちょっとみなさん、お静かに。
井口:
でも、相葉君のキャラ紹介にパジャマは関係なかった。
吉田:
次、浅沼さんに行っても大丈夫ですか?
浅沼:
はい、僕のキャラクターはアサギ・トシカズという青年で、この5人の中では最年長で、自分が一番リーダーにふさわしいと思い込んでいる、エリート気質を持ちながら本番に弱い、残念なところがあるキャラクターです。乗るのは「BLUE ONE」という青いロボットなんですけど、日本刀のような刀を持った中近距離戦に強いフォワードタイプです。青で日本刀と言えばどちらかと言うと彼なんですけど(※相葉さんは侍戦隊シンケンジャーのシンケンブルー役)……という感じのロボットです。
吉田:
では日笠さん、キャラの説明をお願いします。
日笠:
はい。こちらの右手に見えますキャラクター……
一同:
右手じゃない!左!
みんなで一斉に日笠さんにツッコミ
日笠:
クギミヤ・ケイ、ちょっと中2ポーズ決めちゃったりしてます。みんな、笑うとこだよ。
(観客笑)
日笠:
5人の中では冷静で真面目な子なので指揮系統を担当しておりまして、計算が速かったり、全体を見回せるキャラクターなので……
池田:
日笠さんとは真逆のキャラクターということですね。
日笠:
本当に私にぴったりなキャラクターって言おうとしたんです!
吉田:
全員が全員、池田さんの方が正しいと言っていますが(笑)
日笠:
私が乗ってるのは「PURPLE TWO」という女性的な機体ですよ。あまり戦ったりしないので後ろの方でみんなを見てます。では井口さん、お願いします。
井口:
イリエ・タマキ役の井口裕香です。ピンクの女の子です。恋に恋するとってもおバカな女の子で、口癖が「なのだ」なんですけど、残念なゆえに舌っ足らずで「なのら~」になっちゃったり、胸が大きかったり、要所要所ですごく残念な要素が多い女の子です。
浅沼:
胸が大きいところって残念?
池田:
残念じゃないよ。すごく正解だよ!(笑)
日笠:
胸大きいからモテそうだよね。
井口:
そう、モテそうなんだけど、ちょっとトロ過ぎたりだとか残念要素が多くて、見ている方も、もしかしたらイラっとするところがあるかも知れないですけど、でも、すごくかわいらしい女の子です。乗ってる機体は「ROSE THREE」といって、とても大きい機体でスピードが出ます。以上です。
吉田:
F1カーの紹介で「スピードが出ます」って言われたぐらいの衝撃ですよね、「そりゃそうだろう!」って。このタマキがまた井口さんみたいだってツッコみたくなるようなキャラクターなんですよ。
井口:
本編を見ると、まさにそうなんですよ。
吉田:
では池田さん、お願いします。
池田:
私が演じますのはスルガ・ワタル、この右から2番目の金髪の彼です。スルガ・ワタルはミリタリーオタクでちょっとうざったいけれど、どこか愛らしく憎めない、そんなキュートなキャラクターです。機体は「GOLD FOUR」といって、主砲に90mm70口径高位荷電粒子砲1門と照射誘導光子共振式速射砲という2つを備えていまして……
浅沼:
長い長い長い。
日笠:
よく覚えてるねそれ。
池田:
そうなんですよ。これを言いたくて仕方ない。
浅沼:
スルガってキャラは本編でも早口でミリタリー知識をずっと言うんです。
池田:
ちょっとそういうキャラクターなんで本編を通して見て頂ければ。
吉田:
昨日、本編を見て初めて気づいたんですけどこの「マジェスティックプリンス」、PVを見てもマジ作品と思うじゃないですか?ぜんぜん笑っていいやつでした(笑)
池田:
ギャグも盛りだくさんです。
日笠:
日常パートはね。
池田:
笑える作りですよね。
吉田:
日笠さんと井口さんを投入しておいて笑えないのも無理があるかなと。
日笠:
この二人だから笑えるとか関係ないですよ、ねえ、井口。
井口:
は、はい。
(会場笑)
吉田:
二人の目線は合っておりませんでした(笑)。この掛け合いは本編の中で生きているなと個人的には思います。いったんここでキャストの皆さんに下がってもらい、歌の方を楽しんでもらえればと思います。
ということで、ステージではこの日が人前で初披露だという、昆夏美さんによるオープニングテーマ「私は想像する」のライブへ。
さらに続けて石川智晶さんがエンディングテーマ「サヨナラっていう」を歌い上げました。
今回の2曲はともに石川さんの手によるもの。あまり人に曲を提供しないイメージの石川さんはその点について「自分で自分の曲を歌いたかったというシンプルな理由です」と語り、その上で、昆夏美さんと出会ったときにまるでアニメ界の新しいお姫様と出会ったかのようで意欲をかき立てられ「お手伝いをさせていただきたいと思った」と、曲提供の理由を語りました。
キャスト&アーティスト全員集合
最後にメッセージ。
昆:
この「マジェスティックプリンス」、皆さんの期待に添えるような作品になっていると思いますので、みなさんもぜひ楽しみにして下さい。
石川:
この「マジェプリ」が、アニメの中でもすごくいい作品に育つためには皆さんのお力が必要だと思います。よろしくお願いします。本日はありがとうございました。
池田:
本当に素晴らしい作品だと思います。ロボットアニメーションの本当に力強い戦闘シーンもそうですし、コメディシーンも本当に素晴らしい作りになっております。ぜひぜひ1話、2話、3話と見ていただければと思います。
井口:
キャスト一同仲が良くていつも楽しく収録しているので、その雰囲気がアニメに乗ってみなさんに伝わっていくといいなと思っています。キャラクターもたくさん出てきますので、ぜひぜひストーリー展開を楽しみにして頂ければと思います。今日はありがとうございました。
日笠:
「マジェスティックプリンス」、ようやく放送スタートということで、私たちもとっても楽しみにしております、戦闘シーンもすごくかっこいいですし、ロボットものにしては珍しい敵が出てくるので、みなさんもそちらを気にしていただいて楽しんで頂ければと思っております。よろしくお願いします。
浅沼:
ロボだけではなく多彩かつ個性的なキャラクターもいっぱい出てきます。何度でも視聴できるアニメだと思いますので、是非応援してください。よろしくお願いいたします。
相葉:
「マジェスティックプリンス」、通称マジェプリということで、もちろん戦闘シーンもカッコいい作りに仕上がっていますが、その他にも緻密に計算された日常のコメディシーンなどが絶妙のバランスで入っておりますので、最後まで飽きずに見られると思います。ぜひたくさんの人に見て頂きたいと思います。本日はどうもありがとうございました。
最後の写真はみんなで決めポーズ。ちなみに、3月29日に行われたマジェプリ先行上映会で日笠さんが唐突に思いついたポーズだそうです。
「銀河機攻隊 マジェスティックプリンス」は全国28放送局にて4月4日から順次放送中です。
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