ラスベガスの荒野に無数の弾丸が舞う「2013 ショットショー」の射撃場に潜入してみた
世界最大級の銃器見本市「ショットショー(ShotShow)」では展示会に先駆けてメディア・デイ(報道機関向け内覧会)としてラスベガスの郊外でハンドガンやライフルの射撃が行える体験会を開催されています。今回はその会場に潜入することができたので、現地の様子を写真とムービーでレポートします。
ラスベガス市街のホテルからは専用のバスで移動。
バスの窓には「MEDIA DAY AT THE RANGE(報道機関向け内覧会、射撃場にて)」と書かれた紙が貼られています。
車内はこんな感じ。
砂と石だらけの土地にわずかに植物が生えている荒涼とした景色の中を40分ほど移動。
テントが張られた会場が見えてきました。
受付に到着。
荒野の中にテントと射撃用のスペースが並んでいます。
日差しは強烈なものの、標高が1500m以上の場所にあり強い風が吹き抜けているので寒さは強烈。ポケットから手を出すと1分もしないうちにかじかんで言うことを聞かなくなるレベルです。
会場図を見ると20の射撃用スペースがあることがわかります。
タクティカルギアを扱う5.11のテント。
パンパンと射撃音が響く会場の様子は以下のムービーでチェックしてみてください。
世界最大級の銃器見本市「ショットショー 2013」の射撃場はこんな感じ - YouTube
ゾンビや宇宙人をかたどったユニークな射撃用の的を販売するZOMBIE INDUSTRIESのブース。なお、公式サイトには流血表現などがあるので苦手な人は閲覧注意です。
口と胸から血を流すゾンビの的。
エリア51に近いラスベガスで見ると妙に感慨深い宇宙人の的。
KRISSのブースで短機関銃 「Vector SBR .45 ACP(サイレンサー付き)」を構える男性。
薬莢をものすごい勢いでまき散らしながらフルオートで射撃をしている様子は以下のムービーでチェックしてみてください。
「Vector SBR .45 ACP」のフルオート射撃 - YouTube
クロスボウ(ボウガン)メーカーのTEN POINTのスタッフ。彼によればクロスボウは連射ができない、射程距離がライフル銃ほど長くないといった弱点があるものの、反動の大きな火薬を使った弾丸を使用するライフルに比べると矢を放った瞬間の衝撃がマイルドで音も静かな点が優れているので、狩猟用などに購入していく熱心なファンがいるそうです。
強力なタクティカルライト(懐中電灯)の有名ブランドSureFireのテント。
メディア・デイではライトの展示は行われておらず、米軍などが使用する5.56x45mm NATO弾を60発入れられるハイキャパシティマガジン「MAG5-60」の展示をしていました。
成人男性の手で持つとこんな感じ。
ダブルカラムで弾丸を収納する構造。
ロシアで開発されたアサルトライフルAK-47のカスタムを行うParabellum Armamentのテント。
ライフルにアクセサリーを取り付けるための汎用規格ピカティニー・レールを取り付け、狙撃用のサイトを載せたモデル。
屈強な男たちが集っています。
左側にコッキングレバーが追加されている点も元の銃とは異なる特徴で、弾倉を交換する際に左手でレバーを操作できるようにすることで素早く射撃に移れるようにしているとのこと。
実際にどんな感じで弾倉の交換を行うのか、というのは以下のムービーで見られます。
Parabellum ArmamentのカスタムAK、マガジン交換のデモ - YouTube
メディア向けの休憩所が用意されており、昼食時にはランチやドリンクが無料でふるまわれています。
冷たい飲み物。
食事はビュッフェ形式。
牛肉とチキンの煮込みにパスタとサラダも付いたかなりボリュームのあるランチが完成。
さらにおかわりもOK。
次回からはユニークな機能を備えた銃や現地で人気だった製品などに注目して個別の記事にしていく予定なので、記事一覧まとめのページやGIGAZINEのTwitter公式アカウントで更新状況をチェックしてみてください。
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