卵の黄身だけを一瞬で吸い取って分離する「Pluck」を実際に使ってみました
カルボナーラソースやメレンゲを作る際に必要な卵黄と卵白を分けるという作業は慣れていないと割と手こずるもの。半分に割った卵の殻を使って黄身と白身を分ける方法もありますが、なかなかキレイに白身が取れなくて時間がかかったり殻の外側に白身が触れて不衛生だったりするのが難点です。そこで、そんな問題を解決するべく開発されたのが今回レビューを行う「Pluck」という製品。できることは生卵の黄身と白身を分けるだけという潔いまでに機能を絞りこんだ作りになっているようなので、実際に購入して使い勝手を試してみることにしました。
Pluck | Quirky Products
http://www.quirky.com/products/426-Pluck-egg-yolk-separator
ニュルンと卵黄を吸い取る様子が書かれたパッケージ。
成人男性の手にスッポリと収まるサイズ。
軽くつまむだけでプニッとつぶれる軟式テニスボールのような触感です。
よく見るとQuirkyのロゴが書かれていることがわかります。
吸い取り口は透明なプラスチック製。
卵と並べてみるとこんな感じ。
実際に使用するには、まず卵を割って中身をお皿などの上に出します。
次に「Pluck」を使って卵黄を吸い取ります。
以下のように卵黄だけが内部に溜まるので……。
下に向けて押し出せば取り分けが完了。
とても簡単かつきれいに黄身だけを取り出すことができました。
実際に卵黄の取り分けを行う一部始終を納めたムービーは以下でチェックしてみてください。
卵の黄身をラクラク取り分けられる「Pluck」を使ってみた - YouTube
吸い込み口の部分は取り外しができ、使用後に洗う際に便利。
なお、卵の殻を使用して黄身と白身を分ける方法(左)と「Pluck」を使用した場合でどれくらい取り分けにかかる時間が変わるのか、というのは以下のムービーでチェックしてみてください。
卵の黄身を取り分ける「Pluck」VS道具無しで速度を比較してみた - YouTube
というわけで、不器用なのでお菓子作りなどの際にうまく卵の黄身だけを取り分けられず困っていたという人にはとても有り難い製品です。さらに「殻を使って黄身と白身を分けられる」という人にとっても大量の卵を処理しなければならない場合には「Pluck」を使った方が作業効率を高められ、殻などが混入する確率も下げられるので何かとはかどるはず。記事作成時点の価格は12.99ドル(1143円前後)で、日本からでもQuirkyから購入可能です。
Pluck | Quirky Products
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