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「Firefox 17」正式リリース、パフォーマンスアップ&クリックするまでFlashが勝手に実行されないClick to playやAndroid版も強化

by mera

Firefox 17」正式版がリリースされました。デスクトップ版では、クリックするまでFlash広告などが勝手に実行されないためのClick to playの強化、Social APIの実装、ロケーションバーの変更などがありました。Android版では、Android 4/4.1でH.264ビデオのサポート、Android 4.1のみ視覚障がいのあるユーザ向けにブラウジング操作を音声などで助けるアクセシビリティ機能のサポート、Android 4.2で不安定になる問題の解決などをしています。

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http://www.mozilla.jp/firefox/

Firefox 17.0 リリースノート
http://www.mozilla.jp/firefox/17.0/releasenotes/

デスクトップ版のリリースノートは以下の通りです。

○新機能
・Facebookメッセンジャーをソーシャルプロバイダとしてサポートする、Social API最初のバージョンが実装されました。
・脆弱性の知られているプラグインに対しては Click to Play機能が有効になり、ユーザがクリックするまで読み込まれなくなります。詳細はこちらのブログ記事をご覧ください。

○変更
・表示されるアイコンを大きくしロケーションバーの使い勝手を改善しました。
・Mac OS X 10.5のサポートを終了しました。

○開発者
・JavaScriptのMapsとSetsがイテラブル(反復可能なオブジェクト)として利用できるようなりました。
・SVG FillPaint、StrokePaintを実装しました。
・Webコンソール、デバッガおよび開発者用ツールバーを手早く簡単に使えるよう改善しました。
・ページインスペクタの、マークアップパネルを刷新し、DOMを簡単に編集できるようになりました。

○HTML5
・iframeにSandbox属性がサポートされました。これはセキュリティを向上するのに役立ちます。

○修正
・新規タブページの修正などを含む、20以上のパフォーマンスの向上を行いました。
・ポインタロックがWebアプリで動作しない問題を修正しました。(Bug 769150)
・固定ヘッダのあるサイト上でのページスクロール量を調整しました。(Bug 780345)


Android版のリリースノートは以下の通りになっています。

○新機能
・ARMv6端末に対応しました。最小システム要件は800MHzのプロセッサと512MBのRAMです。
・Android 4/4.1のみ:H.264ビデオのハードウェアおよびソフトウェアデコーダをサポート。
・Webアプリケーションの初期的サポートが追加されました。
・Android 4.1のみ:Explore by Touchと呼ばれる、画面のタッチやドラッグによる操作を音声で説明するアクセシビリティ機能をサポートしました。
・SafeBrowsingに必要とされるプロファイルデータのサイズとI/O速度を改善しました。

○開発者
・JavaScriptのMapsとSetsがイテラブル(反復可能なオブジェクト)として利用できるようなりました。
・SVGのFillPaintとStrokePaintを実装しました。

○HTML5
・iframeのsandbox属性をサポートしました。これはセキュリティ向上に役立ちます。

○修正
・バックスペースを押した際に、カーソルの前後、両方の文字が消える場合がある問題を解決しました。(Bug 770291)
・Android 4.2で不安定になる問題を解決しました。(Bug 811657)


◆Click to Playの設定方法
Flashなどのプラグインコンテンツをクリックしない限り実行させないClick to Playは、今回のバージョンで、脆弱性の知られている古いプラグインに対してClick to Playは有効になるように改善されましたが、その他のプラグインに対して機能は有効になっていません。そこで、その他のプラグインに対してもClick to Playを有効にする場合は、ロケーションバーに「about:config」と入力してEnterを押し、表示される「細心の注意を払って使用する」をクリック。


上部にある検索に「plugin」と入力すると「plugins.click_to_play」という設定名が見つかるのでダブルクリック。


値は「true」になり、Click to Playは有効に。


Click to Playを有効化するとプラグインコンテンツはこのような表示に変わります。


上記の手順を踏まずに、インストールをしてClick to Playを有効化できるEnable Click to Playというアドオンもあります。


続いて、WebサイトごとにClick to Playを設定する場合は、Click to Playを有効化した上で、設定するWebサイトで右クリックをして、「ページの情報を表示」をクリック。


表示されるページ情報画面で「サイト別設定」タブをクリック。プラグインの実行を毎回確認することがデフォルトの設定になっています。


設定するWebサイトのプラグイン実行を完全にブロックしてしまう場合は、「毎回確認する」のチェックを外し、「ブロック」にチェックを入れればOKです。


次に、プラグインの設定をしたWebサイトをまとめて管理する場合は、ロケーションバーに「about:permissions」と入力してEnterを押します。


するとWebサイトのパスワード保存、位置情報などの設定ができるページが表示されます。


プラグインなどの設定をしたWebサイトが表示されるので、このページで各Webサイトごとの設定をまとめて管理することが可能です。


◆ソーシャル機能の統合
Firefoxにソーシャル機能を統合していくために、Firefox 17のベータ版からSocial APIを実装し、Facebookメッセンジャーで機能のテストを進めており、今後Firefoxには以下のようなソーシャルサイト(Facebookなど)のニュース、チャット、メール、メッセンジャーなどを表示するサイドバーを追加可能にし、閲覧しているページから新しいタブを開いたり、切り替えたりすることなくソーシャル機能を利用できるように開発していくようです。


◆デスクトップ版のアップデート
自動的にアップデートされますが、すぐにデスクトップ版をアップデートする場合はメニューバーにある「ヘルプ」から「Firefoxについて」をクリック。


「ソフトウェアの更新を確認」をクリックしてアップデートを実行します。


「Firefox 18」のリリース予定は2013年1月6日の週になります。

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in ソフトウェア, Posted by darkhorse_log