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ウイスキーを入れるあの「樽」が作られていく工程がよくわかる「The Birth of a Barrel」


黒いラベルにNO.7の白い文字が印象的なウイスキー「ジャック・ダニエル」は正確な誕生日が分からないほど長年愛されてきたお酒で、NO.7の由来には創始者のジャック・ダニエルに7人のガールフレンドがいたとか、彼が書いた“J”の文字が7に見えたとか、単にラッキーナンバーだから、などさまざまな憶測が飛び交っていますが、歴史が長いだけあってその製造方法にも並々ならぬこだわりがあります。そんなジャック・ダニエルの「樽」がどのように作られているかを映したムービーが「The Birth of a Barrel」。木材の選別から始まり、樽職人の手によって組み合わされ、内部を注意深く焼き付けられるなどの過程を経て樽が作られていく様子は以下から。

The Birth of a Barrel on Vimeo


山積みにされているホワイトオークの木片たち


野外にもみっちり積まれていますが……


工場の中にも。


荷下ろしは一気にフォークリフトで。


それを一つ一つコンベヤーのラインに乗せていきます。


巨大な扇風機を自分の方に向けつつ作業。


木片は次々に運ばれていき……


次の担当者の手に渡り、木片が選別されます。


選別後の木片をラインから取り出し、移動させます。


機械で木片の側面に穴を開けると……


再びラインに戻します。


穴に棒状のパーツを差し込みます。


5枚まとめて……


プレス。


5枚の木片を1枚の板に。


円盤形になるよう、カットしていきます。


樽鏡(たるかがみ)と呼ばれる外蓋の部分が完成しました。


ものすごい量が重ねられています。


次の工程には「DANGER」の文字が……。


樽鏡が燃えさかる火の中をくぐっていきます。


外側は焦げてはいない様子。


ラインで運んでいき……


積み重ねて完成。


再び木片の束が現れました。


放射線状に並んでいます。


木片を、鉄枠の中に立てていきます。


円を描くように。


木片がばらけてしまわないように固定して……


ひっくり返して湯気をたてる機械の中へ。


樽の側面に蒸気を当てていきます。


ずらっと並べられた鉄製のフープ。


トンカチで樽にしっかりはめ込んでいきます。


ようやく樽っぽい見た目になってきました。


それを……


火にかけます。


ごうごうと樽の中から火が噴き出しています。


鎮火させると……


中は真っ黒け。これは、木に含まれる自然の糖分をカラメル状にするために行われる工程。焼かれたオーク材からウイスキーの豊かな琥珀色、独特の味わい、そして風味が醸し出される、とのこと。


すっかり炭化してしまいました。


先ほど作った円盤状の樽鏡が再登場。


樽の中にはめます。


次は鉄帯をつけていきます。


機械を使って装着。


真剣な表情の男性。


樽がゆるんでしまわないよう、しっかりと鉄帯を樽に固定していきます。


そして樽の側面に……


ダボ穴を開けていきます。


栓をして……


気密試験の為に水と空気圧をかけます。問題なく検査を通過したら……


最後に「ジャック・ダニエル」のマークを押しつけます。


完成です。


この後本社でジャック・ダニエルを樽の中に注入され、そして樽の中で長い年月をかけて熟成された後に、お店や個人など、ジャック・ダニエルを愛する人々の元に届けられていくというわけです。

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in 動画, Posted by darkhorse_log

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