ついに「Internet Explorer 10」のWindows7向けプレビュー版が11月中旬登場
10月26日発売の「Windows 8」の標準ブラウザとなるIE10(Internet Explorer 10)が、Windows7向けにも提供されることになり、そのプレビュー版が11月中旬にも登場予定であることがマイクロソフトの公式IEブログにて発表されました。
IE10 on Windows 7 available in November - IEBlog - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/ie/archive/2012/10/17/ie10-on-windows-7-available-in-november.aspx
IE10になると露骨に改善されるのがJavaScriptのパフォーマンスで、IE9から導入されたJavaScriptエンジン「Chakra(チャクラ)」が大幅に改訂され、IEBlogによると「IE10 では、JavaScript 多用型のアプリケーション、特に HTML5 を使ったゲームやシミュレーションで、劇的なパフォーマンス向上を実現します」とのことで、以下のエントリーにて詳細が記されています。
IE10 と Windows 8 における JavaScript のパフォーマンスの進歩 - IEBlog 日本語 - Site Home - MSDN Blogs
セキュリティ面でも改善がかなりあり、メモリ保護が強化されたため、「脆弱性が発見されても簡単には悪用できない」ようになっており、以下のエントリー中で詳しく解説されています。
IE10 におけるメモリ保護機能の強化 - IEBlog 日本語 - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/03/16/ie10.aspx
タッチ対応かどうかを検出するためにユーザーエージェント文字列が改良されており、以下のように現時点ではなっており、末尾に「Touch」の文字が追加されます。
・タッチ対応ハードウェア非搭載マシンのIE10の場合
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0)
・タッチ対応ハードウェア搭載マシンのIE10の場合
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 10.0; Windows NT 6.2; Trident/6.0; Touch)
ほかにもWindows RT向けに変更される点が以下のエントリーで解説されています。
IE10 のユーザー エージェント文字列が更新されました - IEBlog 日本語 - Site Home - MSDN Blogs
http://blogs.msdn.com/b/ie_ja/archive/2012/07/16/ie10-user-agent-string-update.aspx
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