エマ・ワトソンがインターネット・セキュリティ上最も危険なセレブに
By Flywithinsun
コンピューター・セキュリティ関連のソフトウェアを製作するMcAfeeは毎年「検索すると危険な有名人」としてハリウッドの俳優、スポーツ選手、音楽家、政治家、デザイナーを発表しているのですが、2012年は映画ハリー・ポッターでハーマイオニー役だったエマ・ワトソンが昨年のハイディ・クルムに代わって第1位で、2010年に第1位だったキャメロン・ディアスは8位に収まりました。
McAfee Most Dangerous Celebrity 2012 – And The Riskiest Are… | Blog Central
http://blogs.mcafee.com/consumer/family-safety/dangerous-celebrity-2012
これはネットで名前を検索した際に悪意のあるサイトやコンテンツにたどり着くリスクが高いセレブは誰なのか、ということを調査したもの。セレブの名前を「無料ダウンロード」や「ヌード写真」といったキーワードと一緒に検索して調べた結果、「Emma Watson and free downloads」、「Emma Watson and nude pictures」、「Emma Watson and fakes」「Emma Watson and busted」といった単語によって検索されたWebサイトが最も個人情報やパスワードを盗まれるリスクが高く、その可能性は12.6%以上とのこと。マルウェアは短縮URLに悪意を潜めていることもあり、気づかぬうちに写真やムービーと一緒にマルウェアやウイルスをダウンロードしてしまう可能性があるので注意が必要です。
ということで、2012年のトップ10は以下から。
◆1位:エマ・ワトソン
◆2位:ジェシカ・ビール
By Keng Susumpow
◆3位:エヴァ・メンデス
◆4位:セレーナ・ゴメス
◆5位:ハル・ベリー
◆6位:ミーガン・フォックス
◆7位:シャキーラ
◆8位:キャメロン・ディアス
◆9位:サルマ・ハエック
◆10位:ソフィア・ベルガラ
2012年の傾向としては、男性よりも女性の方が危険性が高く、特にラテン系の女性はエヴァ・メンデスやシャキーラ、セレナ・ゴメス、サルマ・ハエックと、トップ10に4人もランクインしています。アメリカのトーク番組の司会であるジミー・キンメル(13位)は男性で唯一トップ20入りを果たし、昨年10位だったブラッド・ピットや3位だったピアーズ・モーガンはトップ20位圏外となりました。
また、スーパーモデルではエル・マクファーソン(16位)、バー・ラファエリ(17位)、ケイト・アップトン(20位)の3人が、音楽業界ではシャキーラやセレナ・ゴメス、テイラー・スウィフト(15位)といった若手女性アーティストの名前がマルウェア感染のリスクが高いWebサイトに辿り着きやすい、とのこと。
トム・クルーズとケイティ・ホームズは離婚、映画「トワイライト〜初恋〜」のクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンは破局で世間を騒がせましたが、いずれもトップ50位にはランクインしておらず、知名度だけでなく映画やテレビ番組がヒットしたり、賞を取ったりすることがランクインの要因になっているようです。
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