1日に130万台のAndroidがアクティベートされ、その内7万台はタブレット端末とシュミット会長が発表
成長著しいモバイル端末マーケットにおけるAndroid端末の利用動向について、Google社のエリック・シュミット会長が具体的な数字を含めた公式発表を行いました。
Now 1.3 Million Android Activations a Day
「世界中には4億8000万台のAndroid端末が存在しており、日々130万台が新たにアクティベートされています」とシュミット氏は2012年9月5日にニューヨークで行われたモトローラのイベントで述べました。
また、1日にアクティベートされる130万台のうち、7万台はタブレット端末であるそうです。
シュミット会長はAndroidが過去わずか数年でモバイル業界に生み出したエコシステムの成長にも言及。さらに、「comScore社の統計によればAndroid端末はモバイルマーケットで53パーセントのシェアを持っており、33パーセントで2位のシェアを持つアップルのiOS端末をリードしている」ともアナウンスしました。さらに、多くの人がこの数字に疑問を呈している事に触れた上で「このデータは真実である」と明言しています。
このイベントにはGoogle上級副社長兼モトローラCEOのデニス・ウッドサイドも登壇し「新しいモトローラは今日から始まる」とアピール。「モトローラは今日の携帯電話の土台となるテクノロジーを開発してきました」と述べ、同社にかつて在籍していたマーティン・クーパー氏を携帯電話の産みの親として称え、アポロ計画において同社のSバンド・トランシーバーが月面からの通信を行った、といった功績についてスピーチを行いました。
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