遠隔操作で家にいながら学校・職場などに行けるiPad用ロボット「Double Robotics」
家から一歩も出なくともiPadのカメラを使って職場や学校、美術館などの様子を見たり、その場にいる人々とコミュニケーションを取ることを可能にするのが、遠隔操作で動かすことができるiPad用ロボット「Double Robotics」です。
Double Robotics - Wheels for your iPad
http://www.doublerobotics.com/
ムービーは以下から。
Double by Double Robotics - Pre-order Now on Vimeo
キッチンには手にiPadを持った男性。
画面上にある2つの地図のうち、左の地図をクリックします。
すると、地図の場所に置いてあるDouble Roboticsのキックスタンドが上にあがり、動き出します。
向かった先は……
講師と生徒たちがディスカッションしている講義の場。iPad画面にはキッチンで操作している男性の顔が映っています。
iPadのカメラを使って講義が行われている様子を見ることができます。画面右下の矢印からDouble Roboticsの動きを操作。
まるで一緒にその場にいるかのように、生徒たちとコミュニケーションを取ることを可能にします。
左下にある下向きの矢印を押すと……
スタンドの高さを調整し、カメラを生徒たちの顔の高さに合わせることができます。高さは100cm~150cmの間なら自由に調整可能、本体の重さはiPadを含めて約7キロです。
今度は窓辺に座る男性。
次はもう一方の地図をタップ。
すると別の場所にあるDouble Roboticsが動き出します。
今度は研究所に置いてあるもののようです。
研究者の近くに移動させ……
開発製品の説明をリアルタイムで聞いています。
夜になって、リラックスする2人。
Dorsch Galleryというマイアミにあるギャラリーの名前をタップ。
するとDouble Roboticsが起動し……
ギャラリーの中を動き回ります。
見たい作品の場所まで矢印でDouble Roboticsを操作します。
Double Roboticsがあれば、家から一歩も出ずに、遠く離れたギャラリーを楽しむこともできるというわけです。
バッテリーを1度チャージすると8時間の駆動が可能。通常価格は2499ドル(約20万円)ですが、事前予約すると1999ドル(約16万円)で、今注文すると2013年の初めに届くとのこと。
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