リモート操作でリブート・シャットダウン・Wake On LAN起動できるフリーソフト「RemoteRebootX」
複数台のPCを手軽にリブート・シャットダウン・起動させたい場合などに、1台のPCで複数台を管理し、直接PCを操作することなく、リモートでリブート・シャットダウン・起動などの操作ができるインストール不要のフリーソフトが「RemoteRebootX」です。Wake On LANで操作をする場合、クリック一発でMACアドレスの取得ができるので、MACアドレスをわざわざ入力する必要はありません。「.NET Framework 4.0」以上をインストールしているPC上で動作可能となっています。
ダウンロード&インストール、操作の準備、リモート操作のリブート・シャットダウン、Wake On LAN操作については以下から。
Download | RemoteRebootX
http://remoterebootx.com/download
まず、リモートでシャットダウンさせてからWake On LANで起動させるムービーは以下から。
「RemoteRebootX」を利用したシャットダウンとWake On LANで電源投入 - YouTube
◆ダウンロード&インストール
公式サイトの「RemoteRebootX」をクリック。
ダウンロードしたZIPファイルをExplzhなどで解凍して、「RemoteRebootX.exe」を起動。
「Agree」をクリック
「Close」をクリック
操作画面が表示されます。
◆操作の準備
リモートで操作をするPCの設定するために、赤枠で囲まれた部分を右クリック。
「Add hosts...」をクリック。
リモートで操作するPCのIPアドレスかコンピュータ名を入力して、「OK」をクリック。
Hostに入力した項目が追加されます。
ログオンパスワードが設定されたPCをリモートでリブート・シャットダウンの操作ができるように、追加されたHostを右クリックして、「Specify alternate logon credentials」をクリック。
操作しているPCのログオン認証を使用しないので、「Integrated Security」のチェックを外します。
操作をするPCの「User name(ユーザー名)」「 Password(パスワード)」「Domain(ドメイン名)」を入力して「OK」をクリック。
Pingで通信を確認する場合は、操作するPCの部分を右クリックして、「Start pinging」をクリック。
「Ping Reply」にリアルタイムの結果が表示されます。
◆リモート操作のリブート・シャットダウン
ユーザーがログオフしているPCをリブートさせる場合は、操作するPCの部分を右クリックし、「Reboot」から「Reboot(normal)」をクリック。強制的にリブートさせたい場合は「Reboot(force, if required)」か「Reboot(force always)」を選択します。
ユーザーがログオフしているPCをシャットダウンさせる場合は、操作するPCの部分を右クリックし、「Shutdown」から「Shutdown(normal)」をクリックすればOKです。
◆Wake On LANの準備・操作
まず、Wake On LAN操作の準備をするため、Wake On LANで操作をするPC部分を右クリックして、「Wake On LAN」から「Modify broadcast address / port」をクリック。
Wake On LANで操作をするPCのローカルのIPアドレスを入力して、「OK」をクリック。
MACアドレスを取得するために、Wake On LANで操作をするPC部分を右クリックし、「Get MAC address」をクリック。
ここからはWake On LANで操作するPCの設定です。BIOS設定にある「Power On by LAN機能」を「許可」に変更します。ここで設定したPCはレッツノートS (CF-S8)、OSはWindows 7 Professional、有線LANとACアダプターはつないだ状態で使用。
Wake On LANで操作をするPCのスタートボタンから「デバイスマネージャー」をクリック。
ネットワークアダプターから使用しているネットワークアダプターをクリックすると……
プロパティが表示されるので、「電源の管理」タブの「Magic Packetでのみ、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックが入っていることを確認します。
「詳細設定」タブの「PMEをオンにする」をクリックし、選択肢から「オン」を選択。
「Wake on Link 設定」をクリックして、「強制」に変更。
「Wake on 設定」をクリック。選択肢を「Wake On Magic Packet」に変更して、「OK」をクリックすれば、Wake On LANで操作するPCでの設定完了。
最後にWake On LANの操作を実行する場合は、Wake On LANで操作をするPC部分を右クリックして「Wake On Lan」の「Wake On LAN (requires MAC)」をクリックすればOKです。
◆その他
前回の起動時間・Cドライブの空き容量などの情報を取得する場合は、操作するPC部分を右クリックすれば選択することができます。
スケジュールを設定する場合は、「Task Scheduler」の「Create/modify scheduled task」をクリック。
設定画面でリブート・シャットダウン・Wake On LANの選択、設定時間の設定ができます。
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