「山賊のスペアリブ」のボリューム感と味があまりに良すぎて一触即発の奪い合いへ発展寸前に
マンガによく出てくる大きな骨付きの肉はマンガ肉と言われますが、誰しもが一度は「大きな肉に豪快に食らいつきたい」と憧れを抱くのではないでしょうか。米久から発売されている「山賊のスペアリブ」(1本サイズ、税込1980円)は巨大な骨付きの肉で、すさまじいオーラを放っています。これならマンガのキャラクターのような気分が味わえるかもしれない、と恐る恐るトライしてみました。
御殿場高原 山賊のスペアリブ(ハーフサイズ、税込880円)
http://www.yonekyu.co.jp/product/?category_id=3&item_id=25
「山賊のスペアリブ」の名前の意味はよくわかりませんが、なんとなく納得してしまうほどの圧倒的な大きさです。
スペアリブとは豚の骨付きばら肉のこと。ということで、こちらの商品も「骨つき」。
まな板いっぱいほどの大きさで、包丁と比較してもその大きさが尋常では無いことがわかります。
裏返してみるとこんな感じ。まるで精肉店の店の奥に並んでいる加工前の肉のよう。
食べやすい大きさに分けていきます。骨をうまくよけながらざっくり切るわけですが、肉が分厚いのでけっこうな力が必要です。
断面はこんな感じ。
調理せずそのままでも食べられるとのことですが、今回は電子レンジで調理してみました。
できあがりです。お皿にはうっすらと肉汁がしたたっていますが……
それは、このように肉の断面からジュルリとたっぷりの肉汁が出ているから。
皮の部分には脂が染みだし、また肉の香ばしい匂いがふわりとします。
お皿に載せるとこんな感じ。ゴロゴロと大きな肉がたくさん。
それではいただきます。
ガブリとかぶりつくと、うま味を含んだ肉汁がジワッと広がります。肉自体にも力強い味があるのですが、味付けが絶妙で、こしょうなどの香辛料が肉の味を引き立てており、かなりの大きさにも関わらずどんどん食べ進めていける味。山賊のスペアリブという名前と「一体誰が購入するのか……」と思うほどの大きさから、味の方はそれほど期待していなかったのですが、いい意味で裏切られる内容でした。
また、オーブントースターのじか火で焼く調理方法も試してみたのですが、こちらは肉の脂が飛んでうま味の無いパサパサの肉になってしまうので、オススメできません。これからの季節、BBQの際にアルミホイルなどに包んで焼くと、炭の香ばしい匂いも加わっていい味に仕上がりそう。ボリュームがあるので、大勢でも楽しめます。
なお、これを食べる前に既に焼き肉を食べていたにもかかわらず、あまりにもウマウマだったので一人で5分の2ほどを食べてしまい、それを目撃したもう一人も5分の2ほどをあっという間に食べ切り、気がついたら残り二切れとなったため、あともう少しで1対1の決闘、そして血で血を洗う抗争に発展するところでした。それぐらいのレベルなので、かなりおすすめです。
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in 試食, Posted by darkhorse_log
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