ウェイバー＆ライダー直筆色紙に20万円の値がついたチャリティオークション in マチ★アソビ vol.8

2011年に発生した東日本大震災に対して何かできないかということで、マチ★アソビでは2011年10月に開催されたvol.7からチャリティオークションが行われています。今回も各所から選りすぐりの品が集められ、高額で落札されていきました。最高額はウェイバーとライダーを描いた色紙で20万円、その他の商品の売り上げも含めて全額が義援金として寄付されることになります。

マチ★アソビ vol.8 2012.05.3~5.5開催

ユーフォーテーブルやグッドスマイルカンパニーなどが声をかけて始まった支援プロジェクト「Cheerful JAPAN！」の企画として、マチ★アソビ vol.7から始まったチャリティオークション。今回は5月3日、4日、5日とマチ★アソビの開催期間3日間にわたって行われました。

5月3日、開会式後に行われたオークションには、脚本家の虚淵玄さんが「相変わらず絵柄のチョイスがエグいUFOtableクオリティ…」とツイートしたことで話題になった、Fate/Zero第17話の脚本などが持ち込まれました。

「ピュアピュアなイメージで描いたつもりなんですが……」とのことでしたが、出てきた瞬間に会場がどよめく人気っぷり。

3万円で落札されていました。

このほかにも、攻殻機動隊でキャラクターデザインを務めた後藤隆幸さんによるシリアルナンバー入り草薙素子イラストや、「ももへの手紙」の沖浦啓之監督やキャラクターデザインの安藤雅司さん、「猫の恩返し」の森田宏幸さんによる直筆色紙などが出品され、最大で7万円の値がついていました。なお、初日の落札価格総額は約32万円。

ステージに向けて段差になっている部分はもちろん、後ろまでぎっしりの立見。

ステージが斜めからしか見えない橋の上にすら人がいっぱいでした。これはオークション狙いというよりは、このあとの春奈るな＆KalafinaによるFate/Zero 2ndシーズンライブをお目当ての人が多め。

近藤プロデューサーも「これから『fate/zero』コンサート。対岸までビッシリ。」と驚いていました。

5月4日はアニメ制作会社代表放談のあと、ボンズの南雅彦さんとOrdetの山本寛さんをゲストとして実施。

徳島を守るヒーロー・蒼竜神マヴェルがアシスタントとして大活躍。

この日も「山本監督がスケッチブックに好きなものを書いてくれる権」(5万円で落札)をはじめ、Fate/Zero第14話の龍之介イラスト入り台本(5万円)、Fate/Zero第16話のランサーお亡くなり台本(4万4000円)、Fate/Zero虚淵玄サイン本全巻セット(4万円)、エウレカセブンAO第1話サイン入り台本(3万5000円)など、高額落札が相次ぎました。総額は約40万円。

Fate/Zero第14話台本はこんな感じ。

こちらが第16話台本。

そして5月5日、最終日のオークションは快晴のもとで行われました。

この日はアシスタントだったマヴェルも何か出したい、ということでウイングマンのフィギュアと超合金の勇者王ガオガイガーを出品していました。

オークションの後がスカーレッドライダーゼクスのトークイベントということもあって女性も多く参加していましたが、そんな女性の熱い注目を集めていたのがコレ、pakoさん直筆色紙。これを手に入れるためにドイツから来たという女性もいましたが、激戦の末、5万5千円で落札されていました。

最も注目を集めていたのは、近藤さんが開始前からTwitterで告知をしていた、キャラクターデザインの碇谷敦さんによるウェイバー＆ライダーの直筆イラスト入り色紙。

なんとこの色紙は2枚セットで、ウェイバー役の浪川大輔さんとライダー役の大塚明夫さんによるサイン色紙も含まれています。

100円からスタートしましたが一瞬で1万円まで値が上がり、中盤からは5千円～1万円刻みになって、最終的には20万円で落札されました。

3日間のオークションの落札総額は約150万円。すべてがチャリティとして、被災地への義援金となります。