取材

森薫や入江亜季の生原稿を間近で鑑賞できる「エンターブレイン美術館」に行ってきた


マチ★アソビ vol.8の中で開催されている「エンターブレイン美術館」では、普段は見ることのできないマンガ家の手による生原稿が展示されています。森薫さんの「乙嫁語り」や、入江亜季さんの「乱と灰色の世界」など、隔月刊の漫画誌「Fellows!」で連載中の人気作品も含まれており、無料ながらもなかなかの見応えです。

徳島駅前の商店街「ポッポ街」の一角にエンターブレイン美術館が設けられており、その前では武装中学生のプロモーション映像が流れています。ゲームクリエイターの野島一成さんが世界観とストーリーを構築、小説は野島さん自身が手がけており、マンガは「武装中学生 ZERO」のタイトルでPECTONGが作画を担当し、ファミ通コミッククリアに連載中。


美術館の内部はこのように、ガラスケースに入れられた原稿を眺めるようになっています。かなり近くまで寄ることが可能です。


Fellows!」とは新人作家及び新たに発掘した新人作家を中心に掲載するというコンセプトを持つ、エンターブレインが発行する隔月刊の漫画誌。


こちらは森薫さんの原稿。グッと人をひきつけるような力のある絵です。


このようにセリフの入れられた原稿も。


生原稿ということで、作家の手書きのセリフも見ることができます。


こちらは入江亜季さんの原稿です。


「乱と灰色の世界」の原稿も展示されており、じっくりと見ることが可能。


いつも見ている完成された漫画とは違い、制作途中の作家の息づかいが感じられるようです。


併設されている物販コーナーでは、本を2冊以上購入すると特典でこちらの「エハガキフェローズ」がもらえるのですが、森薫さんや入江亜季さんのカラー原稿のほかにも以下に紹介する方々のカラー原稿が絵はがきとして収録されています。


嵐田佐和子さん。


「ふうらい姉妹」の作者である長崎ライチさん。


「絵ハガキ用イラスト」との記載があります。


樫木祐人さん。


「野ばら」の高田築さん。


菊池るちさん。


「ジゼル・アラン」の作者、笠井スイさん。


他にも大武政夫さんの「ヒナまつり」の原稿や……


高橋拡那さんの「しらまり」の原稿なども鑑賞することができます。


併設の物販コーナーはこのように大変多くの人が訪れていました。


こちらで商品を購入すると、「Fellows!」や「ファミ通コミッククリア」で連載されている作家さんなど42人によるイラストがもらえます。


中身はこんな感じ。


そして2冊以上購入すると、「エハガキフェローズ」に加えてこちらの「百合アンソロジー dolce」のポスターももらえるというお得な内容。


なかなか目にすることができない生原稿ですが、こちらの美術館ではガラス越しではありますがまじまじと見る機会が得られます。細かい描写も鑑賞できたり、手書きのセリフなどを確認することもできたりと、貴重な体験をすることが可能です。

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in 取材,   マンガ,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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